【 仕入れ担当 中村より 】
創業は文久元年(1861年)。
実に150年以上の歴史を誇る博多屈指の老舗織元、西村織物より…
本場筑前博多織袋帯を仕入れて参りました。
滅多と無い洒落味溢れるひと品でございます。
袋帯は八寸帯に比べて生産数も絶対的に少なく、大変希少なお品となっております。
博多織ファンの方には本当におすすめです。
【 お色柄 】
名「鬱金香(チューリップ)」
シックな納戸色を基調にした帯地には、
「鬱金香」と名付けられた花模様が大胆な構図で織り成されました。
織の変化のみで光沢感に強弱を付け、花の一つ一つに至るまで
絶妙の奥行き、立体感ある表情に仕上げております。
色調に統一感ある面持ちは、その意匠が抜群の存在感を放ち、
洋風テイストの帯姿をお楽しみ頂けます。
【 商品の状態 】
新品として仕入れて参りました。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 西村織物について 】
文久元年(1861年)創業の老舗。
太平洋戦争によって一度はすべてが焼失したものの、
伊達締めを織ることから再興を始め、
いまでは博多帯といえば、といわれるほど、
その卓抜したセンスに定評のある名門になられました。
博多織最古の老舗機屋でございます。
【 博多織について 】
時代を超える伝統の美技。
キュッキュッと響く博多帯独特の絹なりの音と、
独特の絹なりの音と独自の締め心地の良さの秘密は、ずばぬけて高い密度の経糸、
その数約6,000本以上と緯糸は8~10本の細い糸をよりあわせ、
太い緯糸とし、一寸間の中に50回往復させて丹念に織り上げる所にあります。
また、博多織の帯が安価に出回らない理由の一つに裏地が上げられます。
西陣には裏生地屋さんが存在するのですが、博多にはそのようなお店がないため、
機屋が裏生地まで織り上げているので上質な両面が織り上がります。
絹100%
長さ約4.4m
耳の縫製:かがり縫い
全通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お出かけ、観劇、お食事など
◆あわせる着物 小紋、織の着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。