商品番号 1475055

【日本工芸会正会員 城間栄順】 特選本場琉球紅型九寸名古屋帯 ≪御仕立て上がり・新品≫ 「紫陽花」 栄順氏らしい色彩の一条!

売切れ、または販売期間が終了しました。

【 仕入れ担当 中村より 】
気に入ったお色柄は、二度三度と出会うことがなかなか難しいものでございます。
お目に留まったそのときに!

栄順氏らしさと琉球紅型の力強さが感じられる素晴らしい染めあがりです。
ご年齢を問わずその紅型の美しさを永くご堪能頂ける逸品でございます。

生地からこだわりの一条でございます。
紅型帯ならではの風情をお楽しみ下さいませ。


【 お色柄 】
純国産絹糸使用の縮緬地は触れていただくと、
すぐにその質の良さをおわかりいただけることでしょう。

お色は鼠灰色を基調にお柄部分は白を背景にして。
六通にわたって描かれた「紫陽花」の意匠。
栄順氏らしい彩りが、帯地に浮かび上がるように込められています。

琉球紅型の美しい彩りの世界。
豊かな彩りがみずみずしく、ふんわりと水分を含んだような、
絶妙ないろどりが意匠に奥行きを感じさせます。



【 商品の状態について 】
一度お客様のお手元に渡った後、訳あってキャンセルになったお品でございます。
特に難などはなく、綺麗な状態でございますので、
お手元で現品をご確認の上、お値打ちにご活用くださいませ。



【 琉球紅型について 】
紅型は、丁寧にひとつひとつ細かな型を彫り、白生地に糊置きをし、
顔料を用いて色を挿していく技法。筆で色を挿して、刷毛でこすって
ぼかし染めのようにし、水で糊を洗い流します。
各工程に何人もの職人さんが携わり、
力を注いで丹精込めて仕上げられる作品の数々。

紅型は顔料と染料を用います。顔料には朱、石黄、洋紅、藍蝋、群青、胡粉、
墨などで、無機顔料や有機顔料があり、染料には琉球藍、フクギ、蘇芳、ウコン、
楊梅、綿腑脂などの植物染料が用いられていました。顔料や蘇芳、綿踊脂は、
沖縄に産するもではなく、王朝時代の海外交易によって入手していたものです。



【 城間栄順(しろまえいじゅん)について 】
紅型三宗家城間家15代
日本工芸会正会員
沖縄県指定無形文化財「びん型」保持者
城間びんがた工房代表


1934年沖縄県・那覇市生まれ。
琉球王朝時代から続く紅型の三大宗家のひとつ、
城間家の15代目。戦後の混乱の中、紅型の復興に
尽力した城間栄喜の長男として生まれ、父より
城間家の伝統技術を継承。
魚や海、沖縄の大自然をモチーフにした
独自の世界観を織りなす作品をつくりだしている。

【 経歴 】
1934年 沖縄県首里市(現在・那覇市)に生れる
1959年 首里高等学校を卒業 家業の紅型に専念
1963年 沖縄美術展覧会(通称沖展)染織部門奨励賞受賞
1965年 沖展準会員に推挙
1966年 沖展準会員賞を受賞
1987年 城間栄順紅型展(青砂工芸館)
1997年 沖縄県指定無形文化財「びん型」保持者認定
    「現代の名工」表彰
2006年 城間栄順紅型作品展「宝布に華咲かち」
    (那覇市民ギャラリー、時事通信ホール・東京)
2015年 城間びんがた三代継承展(沖縄県立博物館・美術館)
2022年 城間栄順米寿記念「紅(いろ)の衣」展
    (沖縄県立博物館・美術館)

【 受賞歴 】
1960年 第12回沖展 入賞
1965年 第17回沖展「帯地A」奨励賞、準会員推挙
1966年 第18回沖展 準会員賞
1969年 第21回沖展 準会員賞、会員推挙
1985年 第19回沖縄タイムス芸術選賞 奨励賞
1991年 第25回沖縄タイムス芸術選賞 大賞
2001年 第36回「西部工芸展」正会員賞
2002年 第49回日本伝統工芸展 NHK会長賞
2008年 第52回沖縄タイムス文化賞
2009年 県文化功労者表彰
2012年 叙勲旭日双光章
2016年 第63回日本伝統工芸展 日本工芸会奨励賞

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%
長さ約3.65m
六通柄
白生地には、丹後ちりめん地を使用しております。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
5月下旬~6月、9月~10月上旬の単衣頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、ランチ、お出掛け、ご旅行など

◆あわせる着物 小紋、御召、紬

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。

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