【仕入れ担当 田渕より】
創業は大正12年。
織の里・米沢にて、実に100年に渡って機音を伝える齋映織物。
紅花をはじめ、山形県内で採取した草木染を用いる名機屋です。
今回は緯糸にぜんまい糸を用いた全通八寸帯のご紹介でございます。
自然が生み出すナチュラルな節糸…同じものは御座いません。
お目にとまりましたら是非ご検討くださいませ。
【お色柄】
密に織りなした、しなやかな紬地。
地色は白色に黄色、朱色、黒色などを基調に溶け合うように混じりあって。
すっきりとした縞模様を全通に渡り織りなし、
そっと浮かび上がるぜんまい糸が温もりを加えて。
自然が生み出す素朴さと、
100年に渡る老舗の織味…
是非ともお手元でその両方をご堪能下さいませ。
【ぜんまい糸について】
雪深い米沢地方の春の野山にほころぶぜんまいは、
その若芽はくるりと渦巻き状に丸まり、綿毛でおおわれています。
この僅かな綿毛を一本一本取って真綿に混ぜ、紡ぎ織り上げました。
絹100%(ぜんまい除く)
長さ約3.55m(お仕立て上がり時)
全通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、芸術鑑賞、お出かけ、趣味のお集まりなど
◆あわせるお着物 小紋、織の着物