【 仕入れ担当 渡辺より 】
米沢の織元【 十六代 助左衛門 】より
石畳の地紋が味わい深い綾織の紬着物のご紹介です。
綾織独特のおだやかな光沢と織りの表情豊かな一品で、
お食事や街歩きなどのカジュアルシーンに重宝して
いただける事でしょう。
着心地の良さと共に、帯合わせでご自身の
趣味性を発揮していただける仕上がりでございます。
【 お色柄 】
横長の長方形と細かい縦方向のめがね紋が
込められた間道が、濃鳩羽鼠と阿仙茶色の配色で
一面に織り上げられております。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりましたが、
洗われて保存されていたのでしょう、
仕付け糸もついたままの美品でございます。
お目に留まりましたらお値打ちに御召くださいませ。
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織路 助左衛門について
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米沢で古くから続く、草木染紬、
紅花紬を中心とする米沢織物を製造する
機屋のひとつ。
米沢二代目藩主上杉景勝の時代に鷹匠頭として
五十石を賜り、十代目上杉鷹山の時代殖産興業の
一環として、現在の米沢織の基盤となる、織物を開始。
現在十六代目である
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十六代 馬下助左衛門について
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本名:馬下昭一
織路助左衛門代表
十六代助左衛門
【 経歴 】
1949年 米沢市に生まれる
1966年 山形県立米沢工業高校染織化学科卒業後、
染織の道に入る
1976年 通産大臣認定伝統織物指定工場になる
1977年 アテネ・コルフ東洋博物館に
上洛平袴・かくま銭巻織帯地を永久保存される
1984年 十六代助左衛門襲名。
1986年 第23回日本伝統工芸染織展入選
第11回新人染織展覧会入選。
第41回新匠工芸会公募展入選
以後着物、帯の創作を続ける
表裏:絹100% 縫製:手縫い
背より身丈165cm(適応身長160cm~170cm) (4尺 3寸 6分)
裄丈69cm (1尺 8寸 2分) 袖巾35cm (9寸 2分)
袖丈49.3cm (1尺 3寸 0分)
前巾29cm (7寸 7分) 後巾31.5cm (8寸 3分)
◆八掛の色:ココアブラウン・無地
※パールトーン加工済のタグが縫い付けられております。
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈72.5cm (1尺 9寸 1分) 袖巾36.5cm (9寸 6分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。
※寸法を最大寸まで変更する場合胴裏の交換が必要となる場合がございます。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる帯 洒落袋帯、カジュアル向きのデザインの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。