商品番号 1440366

【決算SALE】 ”Web限定販売!” 【国画会会員 故・ルバースミヤヒラ吟子】 高級手織り首里花織九寸名古屋帯 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「独楽」 年々希少に… 二度と生み出されない究極の逸品!  #バイヤーイチオシ決算品

売切れ、または販売期間が終了しました。

【 仕入れ担当 渡辺より 】

澄んだ空に地平線の果てまで広がるコバルトブルーの海。
強い日差しに熱せられた風が肌を撫で、
太陽に向かって背を伸ばす花草の間をするりと抜ける。
恵まれた豊かな自然と育まれてきた伝統がそこにございます。

人間国宝:宮平初子氏の実子であり、沖縄県指定無形文化財保持者、
幼き頃より、母、初子氏の機織りの様子や織り上がった布とともに、
自然に首里の織物に触れられて育った生粋の織人、
ルバース・ミヤヒラ吟子氏による首里織九寸帯のご紹介です!

厳密な計算によって考えられる図案の美しさもさることながら、
複雑な花綜絖を完全に自分のものとしなければ絶対に成しえない
手技の確かさをご堪能いただける仕上がりでございます。

また、吟子氏は2018年12月に死去されておりますので
その作品は現存するもののみで新しく創作される事はございません。

そのため、御仕立て上がり品でも
年々希少になっており、価格も高騰しているため
なかなか仕入れることが出来なくなってきております。

そんななか、業界最大手といわれる中古問屋さんから
稀に見る良色柄の特選品を特別にお譲りいただくことが出来ました!

次回のご紹介はお約束出来ません!
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!


【 お色柄 】
さらりとした質感の、爽やかな丁子色の帯地。
お柄には空色や若苗色などの
スッキリとしたお色使いにて
幾何学的な花織模様を横段状に織り上げました。

手花の立体感ある表情が
意匠に奥行きをもたせ、
スッキリとしたお色柄ながらも
上品さと工芸さを両立させた素晴らしい面持ちに仕上がっております。

終生お手元でご愛用いただければと願いつつ、
大切にお届けさせていただきます。

【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。

【 Web限定販売品について 】
Web限定のお値打ち価格にてご紹介いたします。
本品はご注文をいただいてから、お取り寄せいたします。
(お取り寄せに約1週間ほどかかる場合がございます。)
また、実店舗・展示会にてご覧いただくことは出来かねます。
予めご了承くださいませ。


【 ルバース・ミヤヒラ吟子について 】
首里織の染織作家
沖縄県指定無形文化財保持者


人間国宝である宮平初子の長女として、
1950年沖縄県那覇市に生まれる。
大学卒業後は母に師事、織物の基礎を習得。
後、フランスのゴブラン国立製作所に研究員として
渡仏、帰国後は母の工房から独立して首里城の近くに
自ら工房「アトリエルバース」を開設。
1991年に沖縄県の無形文化財技能保持者に認定された。

首里織のみならず、多くの染織作家や
職人が神様のように畏敬の念をよせる名匠。
国画会会員としても活躍、沖縄県指定無形文化財保持者として
沖縄県立芸術大学教授となってからは、15年に退官するまで
制作と後進の育成に力を注いだ。

【 経歴 】
1950年 沖縄県那覇市に生れる
1973年 女子美術大学藝術学部卒業
    宮平染織工房入所
1977年 宮平染織工房休職
    フランスゴブラン国立製作所開発研究室研修
1979年 同上研修終了帰国、宮平染織工房復職
1982年 アトリエ・ルバース開設
1983年 国画会々員
1986年 沖縄県立藝術大学非常勤講師
1987年 沖展会員
    国際服飾学会会員
1988年 沖縄県立藝術大学講師
1990年 沖縄県立藝術大学助教授
1991年 沖縄県指定無形文化財「本場首里の織物」技能保持者認定
1992年 沖縄タイムス藝術選奨大賞
1996年 「空の日」藝術賞
1997年 米国メトロポリタン美術館客員研究員
2003年 沖縄県立藝術大学教授
2016年 沖縄県立芸術大学教授退任記念展
2018年 12月26日永眠

【 首里織について 】
1983年(昭和58)国の伝統的工芸品に指定
「首里の織物」として沖縄県の重要無形文化財にも
指定を受けている。

琉球王国の城下町として栄えた首里の地で
織り継がれてきた絣織物と紋織物の総称。
分業せずに全工程を手作業で一貫して生産する
少量多品種の形態を取っている。

首里花織(ハナウイ)・道屯(ロートン)織、
花倉織、ムルドゥッチリ、手縞(てじま)、
煮綛(ニーガシ)芭蕉、花織手巾(ティサジ)
がある。

特に花倉織と道屯織は、首里王府の城下町として
栄えた首里のみで織られる王族や貴族専用の織物で、
花倉織は先染め紋織物、黄地、水地、紺地などの
無地や濃淡の配色が主流。
道屯織は琉球王朝時代には男性衣として用いられたが、
現在では着尺帯や小物類に使用されている。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約3.66m
柄付け:六通柄

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩きなど

◆あわせる着物 小紋、織のお着物など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。

お仕立て

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(ガード加工 帯)
(パールトーン加工 九寸帯)