【仕入れ担当 田渕より】
日本でただ一人の御所人形司。
1767年(明和4年)…
後桜町天皇より「有職御人形司・伊東久重」の名を賜ったのが、初代です。
そこから二百数十年もの間、脈々と受け継がれてきた伊東家十二世が、伊東久重氏。
今回ご紹介のお品は、その有職御人形司・十二世伊東久重氏によって製作監修された
特選西陣織袋帯でございます。
伊東家十二世伊東久重の伝統とその世界を…帯地上にて表現いたしました。
お仕立て上がりならではの、お値打ち価格でのご紹介でございます。
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【お色柄】
柔らかな蕎麦切色の絹糸にて織り上げられた帯地。
絹糸には、宮中で使用される伊予絹糸を用いられています。
同色にて貝合わせの文様が丁寧に織りなして…
お柄には、日本古来よりの品格と格調あふれる貝桶の意匠が、
金糸と優彩の絹糸にてあらわされました。
絹糸がふんわりと映えて…
広がるのは優美な、感性の世界。
伊東氏の高盛金彩絵を思わせるようなふっくらとした織で、
なんとも富貴に仕上げられております。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
うっすらと畳皺がございますのでお届け前にプレス加工をサービスいたします。
絹100% (金属糸風繊維除く)
長さ約4.3m
耳の縫製:袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 式典、パーティー、お付き添い、お食事会、音楽鑑賞、観劇など
◆合わせる着物 訪問着、付下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。