【 仕入れ担当 渡辺より 】
創業寛政9年(1796年)、4度に渡って皇室への献上品を
創り出している老舗【 寿光織 】による紋織御召のご紹介です。
名物裂のお柄をスマートにアレンジしたお品で、
流行り廃りなく、ご年齢も問わずで末永く
カジュアルシーンに重宝して頂けることでしょう。
【 お色柄 】
柔らかく、ほどよくコシのある、密な打ち込みの
薄藤鼠の御召地に、紅藤鼠の糸を用い、小さな花兎が
市松状に一面に織りだされております。
【 商品の状態 】
袖口に薄汚れ、全体的に細かい毛羽立ちと
糸うきがございます。
(※画像の黄色矢印の幅は1cmです。)
お目に留まりましたらお値打ちに御召くださいませ。
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御召について
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御召縮緬(おめしちりめん)を略したもの。
生糸きいとを織り上げてから精練せいれんする
縮緬と同じくシボがあるが、御召は先練り先染の
糸を用いて織り上げられる。
丁度小紋と紬(つむぎ)の中間にあたる格の着物で、
男物の無地御召の場合は一つ紋を入れると茶席や
フォーマルなど略礼装として活用される。
縞御召、絣御召、無地御召、紋御召、
風通御召、縫い取り御召など種類も豊富である。
産地は、京都の西陣や新潟県の塩沢、山形県の
白鷹が有名。
どの産地の御召も縮緬の生地比べると強撚糸を用いた
御召は湿気に弱く縮みやすいこともあるので、
表裏:絹100% 縫製:手縫い
背より身丈160cm(適応身長155cm~165cm) (4尺 2寸 2分)
裄丈62cm (1尺 6寸 4分) 袖巾32cm (8寸 4分)
袖丈49cm (1尺 2寸 9分)
前巾24.5cm (6寸 5分) 後巾29.5cm (7寸 8分)
◆八掛の色:鳩羽紫・ぼかし
※パールトーン加工済のタグが縫い付けられております。
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69cm (1尺 8寸 2分) 袖巾35cm (9寸 2分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。
※寸法を最大寸まで変更する場合胴裏の交換が必要となる場合がございます。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる帯 洒落袋帯、カジュアル向きのデザインの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。