【 仕入れ担当 渡辺より 】
京都西陣において、匠の心と技を受け継ぎ、
一糸一糸丹念に手織りにこだわり続けてきた伝統の名門、
服部織物の代表的なシリーズ・こはく錦の特選袋帯のご紹介です!
服部の袋帯の中でも最高級のクラスに属する
引箔技法を用いた「こはく錦」はフォーマルの帯といえば
必ず名があがる逸品。
箔の重厚さと相反するその軽やかで
訪問着や付下、紋付き色無地などの帯姿を
お楽しみ頂けることでしょう。
なかでも良きお色柄の作品を厳選仕入れしてまいりましたので
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
薄く、ほどよくコシのある黒色の帯地には、
重厚感ある引箔使いにて高級感あふれる面持ちに。
お柄にはシンプルにモノトーンでまとめた扇松の意匠を織り上げました。
地色に映える金糸が品良きアクセントとなっております。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりました。
うっすらと締め跡がございますが美品です。
ご了承の上、お目に留まりましたらお値打ちにお求めくださいませ。
※お届け前にプレス加工をサービスしますので、
お届けに10日ほどお日にちを頂戴します。
【 服部織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.259
1788年(天明八年)操業。
服部織物初代・服部勘兵衛が近江の地より、
京都・西陣に移り、織物業をはじめた。
創業当初から、帯の意匠に対して並々ならぬ
情熱を方向け、熾烈な西陣の競争をくぐり抜け、
200有余年の機業の歩みを今なおすすめている。
1977年京都府より「老舗」の号を拝受、また、
1982年京都商工会議所より顕彰されるなど
数々の栄誉を受ける。
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こはく錦について
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服部の袋帯の中でも最高級のクラスに属する
引箔技法を用いたシリーズ。
一寸巾(約3cm)の箔を、90~100本、実に0.3mm程の
細さに裁断し、緯糸と共にそれを緻密に織り込んで
柄を表現する。
こはく錦では、立体感や重厚な格調を演出するために
1本の緯糸に2枚、3枚の箔を引く、二重箔(にちょうばく)、
三重箔(さんちょうばく)と呼ばれる技法が用いられて
おり、箔糸を通常よりも多用する。
箔を多用するため重量が重いと思われるが、見た目の
重厚さとは全く異なる、軽く締め易い仕上がりで、
通常の袋帯の経糸が5000本であるのに対し、実に
6000本以上の強度を上げた経糸を使用して軽量化、
またより緻密な柄の表現を可能とした。
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約4.36m
柄付け:六通柄
耳の縫製:袋縫い
※関西仕立て
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご結婚式・式典へのご参列、パーティー、お付き添い、初釜、観劇など
◆あわせる着物 訪問着、付下、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。