商品番号 1433169

“掲載本日最終!” 【爪掻本綴織元 西陣小川英】 特選西陣織爪掻本綴八寸名古屋帯 専用桐箱付き ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「霞彩」 手織りの極至、綴織… 傑作品が完品で入荷!

売切れ、または販売期間が終了しました。

【仕入れ担当 田渕より】
なんと風格あることでしょう…
年々どんどん希少になりつつある、織の最高峰…爪掻き本綴れ。

爪掻で1色ずつ、少しずつ織り上げられてゆく帯。
緻密かつ繊細な作業、織り手の物づくりへのこだわりによって生まれる逸品。
爪掻本綴織元、西陣・小川英より爪織本綴八寸帯をご紹介致します。

今回は希少な逸品を桐箱もついた完品で仕入れることが叶いました。
どうぞこの機会をお見逃しなくお願い致します。
お目に留まりましたら是非ご検討くださいませ。


【お色柄】
しなやかな地は松葉色に柳鼠色へとゆったりとしたグラデーションで織りなして。
お太鼓には金銀糸を用いた霞の意匠。
悠久の時を感じさせるかのような、気品と優美を醸すような作品です。

濃淡どちらの地色の御着物にもあわせていただけますし、
お柄の調和もとりやすいお品ですから、
様々なシーンで実に重宝していただけるものと思います。

「日に寸、五日に寸、十日に寸」と言われる気の遠くなるほどの日数と過程。
わずかづつ完成されてゆく、美への情熱がこめられた爪掻本綴。
色留袖、訪問着、付下げ、紋付色無地などにあわせてお楽しみくださいませ。


【状態について】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【爪掻本綴について】
織り手さんの高齢化により、今後ますますその希少価値は上がっていきましょう。
本綴れの織リ手さんは、常に指の爪先にヤスリをあて、
その爪を、文字通り「ノコギリの歯のように」刻んでおきます。

文様を織る際には、図案(下絵)を経糸の下に挿し込んで透かし見つつ、
経糸を杼(ひ)ですくい緯糸を越して織り込んでいきます。

そしてノコギリの歯のように刻んだその爪で、緯糸を一本一本掻き寄せ、
織り手さんの感性によって織り込んでいき、
筋立て(すいたて)という櫛で織り固めるのです。

織機が自動的に、その列に入る経糸をひきあげてくれるのではなく、
いちいち一色ずつ、下絵を見ながら手作業にて織り込んでゆく作業になるのです。
また綴れ帯は、経糸を覆うように織り上げられますので、裏表同柄となり、
長年の使用で汚れた時などは、裏を整理してお仕立て直すこともできます。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.1m(長尺)
お太鼓柄

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 式典、パーティー、お付き添い、お茶席、お稽古、
芸術鑑賞、観劇、お出かけ、お食事など

◆あわせる着物 訪問着、付下、色無地など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。

お仕立て

撥水加工をご要望の場合はこちら
(ガード加工 帯)
(パールトーン加工 八寸帯)


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