【 仕入れ担当 渡辺より 】
琉球紅型三宗家『知念家』の琉球紅型を受け継ぐ、
知念紅型研究所【 知念冬馬 】氏による、
色鮮やかで美しい、琉球の花をあしらった
琉球紅型袋帯のご紹介です。
海辺に咲く、アミフィーバナ(軍配昼顔)が
あしらわれており、冬馬氏らしい、くっきりとした
鮮やかな彩りのお品。
無地感覚のお着物や、同じ琉球染色の花織、
琉球かすりなどのお着物にあわせていただくと
はっとする印象的な帯姿をお楽しみいただけることでしょう。
【 お色柄 】
薄手で光沢のある菱襷の地紋が織りだされた紋意匠地を
紅藤色に染め上げ、京紫、江戸紫の間道に、星のような花と
軍配に似た葉をつける軍配昼顔の花が色鮮やかに間道の
合間にあしらわれております。
【 商品の状態 】
やや使用感はございますが、中古品としては
おおむね良好な状態でございます。
お目に留まりましたらお値打ちに御召くださいませ。
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知念冬馬について
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下儀保知念家十代目
知念紅型研究所社長
17歳より知念紅型研究所にて、祖父である
故・知念貞男氏の下紅型作りに従事。
10代後半から京都や大阪、イタリアのミラノで
グラフィックデザインを学び22歳で知念家十代目
(下知紅七代)として伝統的技術を継承し工房を
引き継ぐ。
現在は工房の当主として若手職人の育成をするとともに、
国内のみならず海外などにも琉球びんがたの普及、
発展に尽力している
【 経歴 】
1988年 沖縄県生まれ
【 受賞歴 】
2013年 第六十六回沖展 入選
2014年 第六十七回沖展 入選
2015年 沖縄新鋭選抜協議会 準選抜受賞
2016年 第六十九回沖展 うるま市町賞受賞
第五十二回西部伝統工芸展入選
2017年 第七十回沖展 奨励賞受賞
第五十三回西部伝統工芸展
西日本新聞社賞受賞
2018年 第七十一回沖展 奨励賞受賞
2019年 第五十四回西部伝統工芸展
奨励賞受賞
2020年 第七十二回沖展 奨励賞受賞
2021年 第六十八回日本伝統工芸展
工芸会新人賞受賞
2022年 第七十三回沖展 奨励賞受賞
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知念紅型研究所について
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琉球時代から長く続く紅型三大宗家のひとつ
知念家の下儀保知念家八代目・知念貞男が
沖縄県那覇市に1972年に創設
下儀保知念紅型を再開させた。
現在は知念冬馬が代表をつとめている
絹100%
長さ約4.4m
柄付け:お太鼓柄 ※タレ先は無地
耳の縫製:袋縫い
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お稽古、芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる着物 洒落訪問着、付下、色無地、小紋、織のお着物 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。