商品番号 1419621

【人間国宝 故・北村武資】 重要無形文化財保持者 傑作経錦袋帯 ≪御仕立て上がり・中古品≫ 「西域丸文」 これぞ国宝の美技… 探し求めた抜群の良柄!

売切れ、または販売期間が終了しました。

【仕入れ担当 田渕より】
重要無形文化財保持者、いわゆる人間国宝の保持者数109名の中で唯一、
2種類の指定条件を満たしているのが先日惜しくもご逝去された、
北村武資氏。

ご存知「経錦」と「羅」の二つにおいて、
重要無形文化財保持者の認定をうけています。

今回ご紹介致しますのは、重要無形文化財指定の『経錦』の織。
煌彩錦にくらべ、経錦の織り上げはかなり少なく、
近年更に減少しておりますので、本当にめぐり合わせでしか
特定のお柄はご紹介ができなくなって参りました。

そんな中出逢えたこの抜群のデザイン…
国内外に知れ渡る名匠の美技を、どうぞじっくりと、ご鑑賞くださいませ。


【お色柄】
本当にお手にとって、触れてただけないのが残念ですが、その手触りは、
織物の中では非常に薄くやわらかな仕上がりとなっています。

上品に金の箔糸が冴え渡る落ち着いたベージュの地に、
経錦の技法にて織り上げられた雅な連珠獅子狩文錦。
「古典」でありながら「モダン」を感じさせる仕上がりとなっております。

統一された色彩に、洗練された意匠の美。
合わせていただく御着物の地色を選ばない重宝される一点です。

名匠の妙技。
お茶会から、ちょっとよそゆきに…
様々な場面で重宝してくれることでしょう。
シンプルながらその意匠美、機能美、そして組織美を追求した
人間国宝が奏でる逸品をお届けいたします。

末永くご愛顧いただける方にお届けさせていただければと願っております。
母娘受け継ぐ美術品としてお求めいただければ幸いでございます。


【商品の状態】
中古品として仕入れて参りました。
ご着用時には隠れる箇所ですが太鼓下箇所にうっすらと汚れがございます。
(※画像の黄色矢印の幅は1cmです。)


【北村武資について】
「経錦」と「羅」の二つにおいて、
重要無形文化財保持者の認定をうけている北村武資氏。
その作品はいずれも、伝統的な織物を構成する要素に変化を加え、
現代の美として甦らせることを意図して生み出されたものです。

古代技術の復元に留まらず、「現代に生きる織」を志向。
新たな織物美の創出を志すその作風は、国内外で高い評価を得ています。

< 人間国宝 北村武資 プロフィール >
昭和10年(1935) 京都市に生まれる
昭和40年(1965) 日本伝統工芸染織展にて優秀賞
昭和42年(1967) 日本伝統工芸染織展にて奨励賞
昭和43年(1968) 日本伝統工芸展にてNHK会長賞
昭和44年(1969) 日本伝統工芸染織展にて奨励賞
昭和49年(1974) 日本伝統工芸展にて奨励賞
昭和50年(1975) 日本伝統工芸近畿展にて特別賞
昭和51年(1976) 日本伝統工芸染織展にて東京都教育委員会賞
昭和53年(1978) 日本伝統工芸染織展にて奨励賞
昭和55年(1980) NHK文化シリーズ「古代の紋織」に出演
昭和58年(1983) 日本伝統工芸染織展にて奨励賞
昭和60年(1985) 個展(銀座 和光)
平成02年(1990) 日本伝統工芸展にて保持者撰賞
平成04年(1992) 京都府無形文化財「羅」「紋織」保持者に認定
平成06年(1994) 個展(銀座 和光)
平成07年(1995) 重要無形文化財「羅」保持者に認定
平成08年(1996) 紫綬褒章
平成12年(2000) 重要無形文化財「経錦」保持者に認定
令和4年(2022) 永眠


商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%(金属糸風繊維除く) 
長さ約4.3m
耳の縫製:かがり縫い
六通柄
※関西仕立て

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 式典、お付き添い、パーティー、レセプション、お茶会、音楽鑑賞、観劇など

◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。

お仕立て

撥水加工をご要望の場合はこちら
(ガード加工 帯)
(パールトーン加工 袋帯)


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