商品番号:1558492
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
落ち着いた色調に、端正で気品ある意匠。
深みのある地色が纏う人の雰囲気を引き締め、静かに華やぎを添えます。
十二代目藤林徳扇(とくせん)氏による特選訪問着のご紹介です。
純金・純銀・プラチナ宝石箔などを駆使し、染・織・繍などの、
あらゆる工芸手法を用いる氏によって創作された、エレガントな世界観。
近くで見るほどにその緻密さと上質感が伝わります。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
しなやかな絹布はシックな墨黒色に染めなして。
一面に施された銀糸が、奥ゆかしく品格と風格を放つ、華やかな印象でございます。
意匠には花唐草を縦に流れるような構図で描き出して。
視線を上へと導き、着姿をすらりと見せます。
彩りは抑え、刺繍のような立体感のある銀彩を駆使し陰影が宿る仕上がり。
シンプルな色使いながら、モード感と古典の品格が共存しています。
パーティーやお食事会などのお席で
静かながらも他にはない華やぎを添える一枚です。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 十二代 藤林徳扇について 】
工芸染織作家
1920年(大正9年)生まれ。
時が経っても変色のない本金糸や本プラチナ糸、
五大宝石(ダイヤモンド、ルビー、サファイア、エメラルド、
アレキサンドライト)をパウダー状にした上で絵の具化し、
様々な独自の特殊技法を用い、王朝趣味に代表される
優美さや高尚さを兼ね備えた帯、着物を創作。
2013年(平成25年)広島にて死去。享年93歳
延宝8年より京都市北区鷹ヶ峰にある旧藤林町
※(※旧藤林町は鷹峯藤林町として現在も
その名を留めている。)にて、初代徳扇が、
宮家はもとより宮内庁御用達の錦の御旗の
織り匠として創業以来、300有余年代々
その名を継承している。
表裏:絹100%(縫製:手縫い)
※パールトーン加工済み
身丈(背より) | 169cm (適応身長174cm~164cm) (4尺4寸6分) |
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裄丈 | 68cm(1尺8寸0分) |
袖巾 | 34.5cm(0尺9寸1分) |
袖丈 | 52.5cm(1尺3寸9分) |
前巾 | 25cm(6寸6分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70cm(1尺8寸5分) 袖巾35.5cm(9寸4分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、パーティー、レセプション、芸術鑑賞、お食事会など
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。