【 仕入れ担当 渡辺より 】
初代、川島甚兵衞氏が京の地に創業以来、170年余り…
長き歴史の中で、数々の独自織技法を考案し、
『美しいもの』への飽くなき探求と創造の熱意を、
織で表現しつづける『川島織物』。
その川島織物より…
古典を見事に踏襲しながらも、現代のシーンに映える1本。
フォーマルのお席に清らかな品格。
美しさ溢れる特選袋帯のご紹介でございます。
中でも本金箔を使用した高級品!
なかなか手に入らない一流の袋帯、どうぞ素敵にご活用くださいませ!
【 お色柄 】
しなやかな帯地はオフホワイトを基調として、
繊細に金糸を渡して、ふうわりと光をはらむような煌めき。
お柄にはふうわりとした緯糸をたっぷりと用いつつ、和の色彩をアクセントに、
入子菱を背景に吉祥の鶴亀の意匠を織りなしました。
極彩色を用いず、帯全体に落ち着いた統一感を漂わせた
吉祥ムード漂う意匠は実に品の良い仕上がりです。
フォーマルな装いの場に、しっかりと映えるその風格。
流行すたりのない確かな意匠は、末永くずっと受け継いでいっていただけるもの。
風格ある豪華な面持ちは、逸品クラスのお振袖にもよく合うことでしょう。
細やかな部分にまで気の使われた巧妙な織味。
気品や格調を身につけさせてくれる、まさに逸品の仕上がりです。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 川島織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.644
川島織物セルコン製の帯には、三本線と
軍配マークが織り込まれている。
1843年(天保14年)創業。
初代・川島甚兵衛が京の地に創業して以来
その卓越した織物技術により美術工芸品としての
織物を多く手掛け、帯はもとより緞帳や能装束、
打掛などを製作している。
西陣では龍村と並び称される双璧をなす名門。
二代川島甚兵衞が、自らが織物の祖と仰ぐ
聖徳太子ゆかりの軍配扇を京都の広隆寺で目にし、
その図柄を商標に採用。
その後簡素化したものを、川島織物製の証として
「川」の字をイメージした三本線と共に帯に
織り込んでいる。
※2006年セルコン、川島織物販売と3社合併、
社名を川島織物セルコンに変更
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.35m
本袋縫い
六通柄
※関西仕立て
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、初釜、パーティー、ご挨拶、ご入卒・七五三のお付き添い、音楽鑑賞、観劇など
◆あわせるお着物 留袖、訪問着、付下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。