【 仕入れ担当 渡辺より 】
自然の彩りを繊細に込め、手織りの風合いをもって
極上の洒落着物となる…
米沢で古くから続く機屋のひとつ、
十六代目助左エ門より、工芸綾織紬のご紹介です!
滅多と見かけない老舗ブランドの作品を
業界最大手といわれる中古問屋さんから特別に仕入れてまいりました!
今回ご紹介のお品は「紅花黄八丈」と銘打たれた作品。
その名の通り、綾織黄八丈のような面持ちと風合い、
そこに草木染ならではの繊細な彩りを加えたひと品でございます。
シンプルなデザインながらも、
染と織の良さをしっかりと味わっていただける、
織物好きの方にもきっとご満足いただける仕上がりでございます。
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
光の加減で薄っすらと市松模様が見て取れる、
綾織ならではの御召のようなしっかりとした風合いと柔らかさ。
落ち着いた黒褐色を基調に、
茜色や山吹、鼠などの細やかな縞模様を織りなしております。
綾織ならではの独特の風合いと光沢がさらなる魅力を放ちます。
シンプルモダンで味わいに満ちた着姿を演出します。
お色柄、地風ともに大変素敵なお品です。
お手元でご愛用いただける一品となりましたら幸いでございます。
【 商品の状態 】
未着用の新古品として仕入れてまいりました。
仕付け糸もついたままの美品でお手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 助左衛門について 】
米沢二代目藩主上杉景勝公の時代に
鷹匠頭として五十石を賜りましたのち、
十代目上杉鷹山公の時代、殖産興業の一環として、
現在の米沢織の基盤となる、織物を始めました。
米沢の自然豊かな恵みで染めた糸を、ひとつひとつ丹念に織り上げ、
手作りのぬくもりある着物や帯の製作を代々続けています。
伝統を守りつつ、新たな技にも挑戦し、
織だけでなく絞り染めや刷毛染めなどにも力をいれ、総合的な染織工房を目指しております。
(※助左エ門HPより抜粋)
【 略歴 】
昭和24年 米沢市に生まれる。
昭和41年 山形県立米沢工業高校染織化学科卒業後、
染織の道に入る。
昭和51年 通産大臣認定伝統織物指定工場になる。
昭和52年 アテネ・コルフ東洋博物館に
上洛平袴・かくま銭巻織帯地を永久保存される。
昭和59年 十六代助左衛門襲名。
昭和61年 第23回日本伝統工芸染織展入選。
第11回新人染織展覧会入選。
第41回新匠工芸会公募展入選。
以後着物、帯の創作を続ける。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
背より身丈155cm(適応身長150cm~160cm) (4尺 1寸 0分)
裄丈66cm (1尺 7寸 4分) 袖巾34cm (9寸 0分)
袖丈49cm (1尺 3寸 0分)
前巾23cm (6寸 1分) 後巾30cm (7寸 9分)
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈74cm (1尺 9寸 5分) 袖巾37cm (9寸 7分)
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、音楽鑑賞、観劇、街着、お食事など
◆合わせる帯 洒落袋帯、名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。