【仕入れ担当 田渕より】
確かな手仕事が成せる型染の妙。
独特の魅力溢れる、南部古代型染によるひと品をご紹介致します。
蛭子屋十六代目、小野三郎氏による特選品。
生地にこだわり、染めにこだわり、こだわり尽くした…
こういったお品は、もともと数あるものではございません。
お目に留まりましたら、
掘り出しのアウトレット価格をどうぞお見逃しないようお願い致します。
【お色柄】
節糸が随所に浮かぶ素材感豊かな紬地。
深みのある菖蒲色の地に、風雅な扇の意匠を型染であらわしました。
その大胆ながら洗練された構図は、流石でございます。
纏えば心まで潤うような天然の発色の心地良さをご堪能いただけることでしょう。
日本美の源流ともいえるお色を、その地風と合わせてお楽しみ下さいませ。
全てのおきもの好きの方に。
本当に、心よりおすすめいたします。
【状態について】
問屋の長期在庫品をアウトレット品として仕入れて参りました。
うっすらと保管香がございますが目立つ難は見受けられません。
【南部古代型染について】
起源は、甲斐国(山梨県)南部郷の染師で、
領主南部家の旗指物や陣羽織を染めていた蛭子屋善助にさかのぼります。
寛永10年に南部藩が盛岡へ移封された際ともに移り住み、
南部古代染染元の初代を称しました。
【 蛭子屋小野三郎 】氏は十六代目にあたります。
古代型染は、主に正藍や植物染料(紫紺、茜など)を用いて、
一枚型にて型染したものをさします。
型染に用いられる型紙は代々受け継がれ同時にその型彫り技術も継承しているため
三百種類ほどある型染の模様は数百年という歴史を感じさせます。
絹100%
長さ約13m 内巾35.5cm(最大裄丈67cm)
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、お食事会、お稽古、街着、カジュアルパーティー、ランチなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、九寸名古屋帯、八寸名古屋帯、半巾帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
地入れ3,300円+※胴裏7,260円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て26,400円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+12,100円(税込)