全国に数ある紬の織物の中でも希少性が高く、且つファンの多い牛首紬。
その牛首紬の夏生地に、全通に渡って京都で別染された
夏の特選しゃれ袋帯のご紹介です!
【仕入れ担当 吉岡より】
サラリと軽い夏牛首紬の生地の風合いと、
京友禅で施された個性的な染め意匠に惹かれて仕入れて参りました!
単衣から盛夏の紬や小紋などに合わせて、
カジュアルシーンでぜひご活用下さいませ!
素材の素晴らしさと染めの美しさ、両方を味わっていただける逸品です。
確かな伝統工芸品に創作されたとびきりの洒落心を、
どうぞ心ゆくまでご満喫ください。
なかなかない創作力の高い作品と存じます。
どうかお見逃しなくお願いいたします。
【色・柄】
牛首紬と同じ糸、製織方法を用いつつも、
透け感を備えた夏の牛首紬地。
ほのかな節感に、サラリと風合いを備えた軽やかな帯地です。
清雅な白色を背景にして、赤の濃淡で浮かび上がる「鳳凰木」の花模様を描きました。
趣味性の高いモダンな構図で、
存在感のあるデザインが特徴の夏のカジュアル帯です。
【牛首紬について】
日本の三大紬のなかでも、生産量が一番少ないとされている牛首紬。
双子の蚕(玉繭)から取れる希少な糸だけ用いますため、
牛首紬は、着物・帯を合わせて年間数千反と言われております。
加賀の国・白峰村一帯の集落は、古くから自然の玉繭を原料に手機紬が織られてまいりました。
耐久性に優れた牛首紬は、釘にかけても破れないほど丈夫と言い伝えられておりますので、
別名「釘抜紬」とも呼ばれます。
絹100% 長さ4.4m(お仕立て上がり時)
耳の縫製:袋縫い ※おすすめ帯芯:突起毛綿芯 ◇全通柄
牛首紬生産振興協同組合の証紙、牛首紬認定織物検査合格の証がついております。
◆最適な着用時期 6月~8月(夏前の単衣から盛夏にかけて)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お食事会、女子会、気軽な街着など
◆あわせる着物 洒落ものの訪問着、付下げ、色無地、小紋、紬