商品番号 1392291

【本場結城紬・地機】 特選手紡ぎ手織り真綿紬 100山亀甲 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「唐花短冊文」 憧れの本結城… ふっくら、やわらか。 身丈162 裄64.5

売切れ、または販売期間が終了しました。


【 仕入れ担当 渡辺より 】
細やかな亀甲に込められた想い。
心を込めて紡ぎ、絣を括り、染色し、織り上げる…

この質感、この風情…
ふっくら、軽やかでやわらかく…
地機にて織り上げられた本場結城紬をご紹介いたします。

特に地機にて織り上げられた本場結城紬はお着物ファンの方の、『一枚はほしい!』憧れのお品。
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!


【 お色柄 】
本結城とはなんとも全てを包み込むような優しさを持つのでしょうか…
地色は真綿のほっこりとした表情を存分にお楽しみいただける黒色。
その地を埋め尽くすかのような、100山亀甲をベースにした短冊に唐花を込めました。
藍色の優しく思わずため息の出るような色彩。

細やかな亀甲によって醸し出されるお色柄。
探されてもこのクラスは滅多とございません。
本物の結城だけが持つオーラと表情豊かなシルエットを醸し出すことでございましょう。

若い方は明るいお色目の帯をあわせて、
お年を重ねるごとに帯も落ち着いたお色をコーディネートして、
終生の友としての装いをお楽しみいただけます。

三代お召しになって味が出るといわれるのも納得のいく素晴らしい地風は、
丁寧に紡いだ上質な真綿を使用しておりますので、本当にしなやかです。
地入れをして、ほどよく糊が抜けますと、
驚くほど軽くふっくらとした風合いになります。

織り手さんや絣を括って糸を染める職人さんの根気が伝わってくる
確かな織物という美術工芸品でございます。

着れば着るほど身体に馴染むと定評のある結城紬。
洗い張り、仕立て直しを繰り返して、母から娘へと世代を超えて、
受け継いでいただけるお品かと存じます。

どうぞ大切に、歳月を経ることで生まれる
織のなじみを肌奥にしっかりとご堪能くださいませ。
末永くご愛用いただけますれば、誠に幸いでございます。

【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたがおおむね良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【 本場結城紬について 】
1953年(昭和28年)平織と縮織が茨城県無形文化財に指定
1956年(昭和31年)国の重要無形文化財として総合指定
2010年 ユネスコ無形文化遺産への登録認定

国が重要無形文化財として総合指定した技術は、
以下の3つの工程が指定の要件である。
糸つむぎ:使用する糸は全て真綿より
手つむぎしたものとし強撚糸を使用しないこと
絣くびり:絣模様を付ける場合は手くびりによること
織り:地機(じばた)で織ること
の三つ
以上の3要件のすべてを満たさない場合は重要無形文化財とは
みなされないが、「本場結城紬」であることには相違ない。
(「本場結城紬」は元々は高機で織られたものにも適用される
商標である)。

商品詳細

- 素材・サイズ

表裏:絹100% (お誂え・お仕立ては手縫いです)
背より身丈162cm(適応身長157cm~167cm) (4尺 2寸 8分)
裄丈64.5cm (1尺 7寸 0分) 袖巾33cm (8寸 7分)
袖丈49.5cm (1尺 3寸 0分)
前巾23cm (6寸 1分) 後巾30cm (7寸 7分)
※衿ホック無し(引き紐付き)


【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫  裄丈69.5cm (1尺 8寸 3分) 袖巾34cm (8寸 9分)
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齡は問いません

◆着用シーン お稽古、芸術鑑賞、観劇、おでかけ、お食事、ご旅行、
趣味のお集まりなど

◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯、半幅帯など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

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