商品番号 1391071

【GW限定セール】 【龍村平蔵製】 特選工藝本袋帯 ≪御仕立て上がり・中古品≫ 「朝倉間道手」 世界のあらゆる織物への探求心。 平蔵製がまさかの破格!

売切れ、または販売期間が終了しました。

【仕入れ担当 田渕より】
もともと、大変な高額で販売されていたお品となっております。
おそらく、今後このお値段でご紹介できることは望めません…

着物通ならばご存知「龍村平蔵製」のお品。
僅か訳ありではありますが驚愕価格にてご紹介させて頂きます!
お目に留まりましたら是非ご覧くださいませ。


【お色柄】
こっくり深い臙脂色を基調とした錦地。
その地にあらわされたの「朝倉間道手」。

越前の戦国大名 朝倉義景が愛用した名物朝倉間道は、
唐物茶入「本能寺文琳」、一名「朝倉文琳」に添えられた仕覆がこの本歌とされ、
名称もこの茶入の銘に由来するとされ定説化しています。
その朝倉間道に範を求め、創意を加え、織技を凝らして経錦として織り成しました。

世界の織物を求める探求心、究極の色彩センス、卓越した職人技。
そのいずれが欠けても成しえない本当の美しさに出会うことのできる一品と、
自信を持ってお薦めいたします。


【状態について】
中古品として仕入れて参りました。
うっすらと保管香がございます。


【龍村平蔵について】
龍村平蔵氏の逸品中の逸品。
「平蔵製」の文字は、お着物ファンの憧れとして、
その価値は上がりこそすれ、下がることはまずないことと思います。

「織物は数学である」
経糸と緯糸に着目することでどんな複雑な織も立体の造形として捕らえられる、
これが龍村平蔵氏の信念でした。新技法の探求に「気狂い龍」
と呼ばれるほど没頭し、30代で高浪織、纐纈織など多くの織を生み出した傑物です。

かの有名な芥川龍之介氏も、龍村平蔵氏の帯について、
「私の感服したのは、単にそれらの芸術品を模し得た面白さばかりではない。
(中略)
龍村さんの帯地の中には、それらの芸術品の特色を巧に捉え得たが為に、
織物本来の特色がより豊富な調和を得た、殆ど甚深微妙とも形容したい、
恐るべき芸術的完成があった。
私は何よりもこの芸術的完成の為に、頭を下げざるを得なかったのである。
遠慮なく云えば、鉅万(きょまん)の市価を得た足利時代の能衣裳の前よりも、
この前には更に潔く、頭を下げざるを得なかったのである」
(一部現代仮名使いに変更)と述懐し、大賞賛しております。

龍村美術織物、龍村織物、龍村光峯の現在の3つの「たつむら」はすべて、
染色工芸に対する功績により、美術院恩賜賞を受けた
初代龍村平蔵の創業に始まります。
古代織物の研究、及びそれを基盤とする織物美術創作の伝統を受け継ぎ、
世界的に認められる作品を世に送り出しております。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%
長さ約4.3m
本袋縫い
お太鼓柄
※帯芯無し

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン お出かけ、お食事、音楽鑑賞、観劇、趣味のお集まりなど

◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋、織の着物

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。

お仕立て

撥水加工をご要望の場合はこちら
(ガード加工 帯)
(パールトーン加工 袋帯)


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