商品番号 1388849

”セール価格明日迄!” 【GW限定セール】 【夏物】 【宮古上布】 特選本麻手織経緯絣着物 経緯手績み芋麻使用 ≪御仕立て上がり・中古品≫ 「杼の音」 細緻、見事な絣の表現 ヴィンテージでお値打ち 身丈151.5 裄62.5

売切れ、または販売期間が終了しました。



【 仕入れ担当 渡辺より 】
経糸緯糸ともに手績み芋麻100%を用いた
ヴィンテージの【 宮古上布 】のお着物の
ご紹介でございます。

証紙類は付属しておりませんが、繊維の形状、
経緯の糸のとりかた、染織状態から宮古上布かと
存じ上げます。

夏の和姿に、これ以上のものはございません。
まさに究極の夏着物、ファン垂涎のお品。

こういったお品はお年に関係なくお使いいただけますし、
帯あわせで様々な着姿をお楽しみいただけますので末長く
お使い頂けることでしょう。


【 お色柄 】
さらり、ハリを感じさせる、麻独特の質感と、ところどころに
自然繊維のお色の濃淡が感じられる、宮古の色とも言える、
墨黒に近い濃い濃藍地に、細やかな経緯絣にて織物に用いる
杼のようなお柄が間道状に織り描きだされす。


【 商品の状態 】
衿裏若干のの黄変(絹本来の生成りに近いお色に戻る)、
摩耗による糸浮き、小キズ、着用シワ、裾付近にシミ
などがございます。
(※画像の黄色矢印の幅は1cmです。)
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ。

※宮古上布は琉球藍、植物染料の煮出し液によって
染色された優れた織物です。
天然染料を使用しておりますので、水濡れ、汗、
摩擦等によって、色落ちする可能性がございます。
宮古上布をお召しになられる際、特に白系統の着物・帯を
ご使用の際は、その点ご留意いただけましたら幸いでございます。


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宮古上布について
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1975年に伝統的工芸品の指定
1978年には国の重要無形文化財に指定
2003年には宮古上布の原料となる苧麻糸の製造技術である
「苧麻糸手績み」が国の選定保存技術に選定された。

沖縄県宮古島市の宮古島で生産される、イラクサ科の
多年草である苧麻(ちょま:標準和名はカラムシ)の
茎の表皮の繊維から作った糸を主原料とする麻織物。
手績みの苧麻糸を経緯に用い、高機で製織される。

風当たりのない陽当たりの良い場所に植え、
有機肥料のみを与えて育てた苧麻を茎の根元からから刈り、
表皮を剥いで表皮の裏側にアワビの貝殻(ミミ貝)を
当ててしごいて繊維のみを採取。
採取した苧麻の繊維(生ブー)を指や爪で細く裂き、
結び目をつくらずに指先で撚りつなぐ手績みによって
経緯の糸を得る。
経糸は2本撚り、緯糸は1本撚りでそれぞれ専門化されており、
撚りつないだ糸は10算(ヨミ)くらいになると(長さにして
6000m)糸車で撚りかけをして仕上げる。
着尺1反分に必要となる糸は50算で、経、緯それぞれ
専門の績み手が1人で績むと半年を要する。

「東の越後、西の宮古」と呼ばれ、日本を代表する
上布である。

宮古上布の発祥は苧麻の原料に染色を施し、長さ11.4m、
幅40cm、19ヨミの綾錆布と呼ばれる細目布で大名縞の
紺細上布であった。
後に、この麻織物と同じ技術で織り上げた織物を
宮古上布と呼び、以後二十数年間琉球王府へ献上された。

大正時代には高機等の大島紬の技術も導入され、
この時代に宮古上布は歴代で最高の技術を誇る。
その生産が第二次世界大戦により一時中断されたものの、
1948年には再開。戦後の生産量は1952年の2064反をピークに
減少を続け、2002年には10反にまで落ちこんだが、2006年には
約20反まで回復した。
現在の宮古上布は年間生産反数約20反で組合員は92名(H21年9月現在)
2000年に宮古織物事業協同組合が新規格を設け、これまでの
十字絣紺上布だけでなく草木染や太い苧麻糸を使った帯地なども
宮古上布に加え、組合において検査を実施し検査証の添付を行っている。

商品詳細

- 素材・サイズ

表:麻100% ※衿裏:絽地(絹) 縫製:手縫い
背より身丈151.5cm(適応身長146.5cm~156.5cm) (4尺 0寸 0分)
裄丈62.5cm (1尺 6寸 5分) 袖巾32cm (8寸 4分)
袖丈45cm (1尺 1寸 9分)
前巾23.5cm (6寸 2分) 後巾29.5cm (7寸 8分)


【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈66cm (1尺 7寸 4分) 袖巾34.5cm (9寸 1分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。
※寸法を最大寸まで変更する場合胴裏の交換が必要となる場合がございます。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。



- おすすめTPO

◆最適な着用時期 7月、8月の盛夏の時期

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き など

◆あわせる帯 夏の洒落袋帯、カジュアル向きのデザインの夏の名古屋帯、上布、自然布の帯 など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

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