商品番号 1381573

【GW限定セール】 【本場久米島紬】 特選草木染め手織り紬 ゆうな染 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 希少性は本場結城以上… 絶品のユウナの無地! 身丈153 裄64

売切れ、または販売期間が終了しました。

【仕入れ担当 田渕より】
琉球の織の歴史…
500年の伝統を守りながら、その伝統に甘んじることなく研磨され、
次世代へと伝えられるその技とこころ。

織りのお着物ファンの方に…憧れの本場久米島紬。
中でも今回ご紹介致します「ゆうな染め」、
中でも無地織の作品は近年大変人気がございます。

ゆうなのグレーカラーは製織数が少なく、引く手あまたのお色味でございます。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。


【お色柄】
絹布を触る手をもふうわりと包み込むかのように
本当に趣深い地風が、紬の島の本物の技を感じさせてくれます。

ユウナ染による淡い白鼠色の地色。
あたたかみある感性が、しっかりと肌奥に伝わります。
きれいなお色を出すことが難しいとされる草木染め。
そのナチュラルな色合いを、存分にお楽しみいただけることでしょう。

泥染めの茶もその味わいが良いのですが、
どうしても民芸味が強く感じられるところ、
ユウナのグレーは、実に洗練の佇まいがございます。


【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【久米島紬について】
1975年通産大臣指定伝統的工芸品
(現:経済大臣指定伝統的工芸品)指定
1977年沖縄県無形文化財指定
2004年製作技術が重要無形文化財に指定
久米島紬保持団体が重要無形文化財保持団体に認定

その技術が琉球王国時代以来の伝統を保つ、
製法は手作業による織物。14世紀末頃、久米島の
「堂の比屋(堂集落の長)」が明に渡り、養蚕の
技術などを学んだ事が始まりとされる。

糸は真綿からひいた手紡ぎの糸、染料は島内で採れる
主に車輪梅(ティカチ)、サルトリイバラ(グール)、
泥(媒染)、ナカハラクロキ(グルボー)、フクギ、
ヤマモモ、オオハマボウ(ユウナ)。
製織は手投杼を用いた手織である。

久米島紬の色の系統は以下

・黒褐色、茶系:グール(サルトリイバラ)とテイカチ(車輪梅)、泥 
・青灰色、白灰系:ユウナ(オオハマボウ)を燃やした灰  
・青丹、薄鶸系:ウージ(サトウキビ) 
・濃青色、濃紺系:琉球藍        
の彩りが最も多く、稀な彩りとしてはヤマモモとクルボー
(ナカハラクロキ)を用いた黄色系、媒染液によっては
ミョウバン媒染の赤味をおびた深みの黄色、泥による
鉄媒染の鶯色があり、近年は上記の他に椎の木、月橘、
月桃の植物染料を用いたもの、鉱業が盛んだった久米島の、
多彩な土を使っての新しい染色方法である千枚岩
(せんまいがん:フィライト)を用いた大地染などがある。

商品詳細

- 素材・サイズ

表裏:絹100% (縫製:手縫い)
背より身丈153cm(適応身長148cm~158cm) (4尺 0寸 5分)
裄丈64cm (1尺 6寸 9分) 袖巾32cm (8寸 5分)
袖丈48.5cm (1尺 2寸 8分)
前巾22.5cm (6寸 0分) 後巾28.5cm (7寸 6分)
◆八掛の色:淡藤色
製造者:宮里富士江

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈71cm (1尺 8寸 7分) 袖巾35.5cm (9寸 3分)
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 芸術鑑賞、街歩き、ご友人との気軽なお食事、行楽など

◆合わせる帯 洒落袋帯、九寸名古屋帯 八寸名古屋帯 半巾帯

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

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