商品番号 1381292

【慶長三年創業 京屋林蔵】 特選工芸本手絞り染紬訪問着 ~専用桐箱付き~ ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「辻ヶ花・遠山」 素晴らしい絞りの芸術 見惚れる圧巻の染技 身丈163.5 裄66

売切れ、または販売期間が終了しました。



【 仕入れ担当 渡辺より 】
世界に二つとないその風合いや彩り。
思わず吐息がこぼれる完成度。

慶長3年の創業より400有余年―
多くの着物ファンを魅了し続けている、
一流ブランド、京林【 京屋林蔵 】の
最高級辻ケ花紬地訪問着のご紹介です。

まさに高級品の代名詞に等しい、京屋林蔵。
関東ではご存知のお方がいらっしゃるかと思いますが、
欲しいと思って簡単に手に入るお品ではございません。


【 お色柄 】
軽やかな質感の紬地をおだやかな薄グレー、御召茶、
紫鳶などの色彩で暈し染め上げ、ふっくらとした
絞りとカチン染による辻ヶ花が遠山と裂取を
重ねたような構図であしらわれております。

実におおらかに、またのびやかに。
着姿の美しさも、格別のもの。

きらめくような華やぎというよりは、
しっとりとした奥深さのなかに、風雅な華やぎを込めた
京林ならではの仕上がりとなっております。

洗練されたお柄付けと構図、色彩は、
しっくりと身に寄り添ってくれることでしょう。


【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりましたが、洗われて保存されていたのでしょう、
仕付け糸もついたままの美品でございます。
お目に留まりましたらお値打ちに御召くださいませ。


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京屋林蔵について
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1598年(慶長三年)創業
屋号は『京林』で当代・向井敬介は18代目。


初代林蔵は京都の染物職人で、良質な絹を求め
養蚕が盛んだった上野国高崎藩内の赤坂村(現在の
高崎市元紺屋町)に移り「京屋」という屋号で
染物店を創業。

17代林蔵の時に元紺屋町で染色のための清水を
得ることが困難となり、1974年に井野川のある
高崎市郊外の井野町に染工房を移転した。
現在は向井敬介が第十八代京屋林蔵として、
伝統を生かした新しい作風で新たな作品の
制作に取り組んでいる。

辻が花に代表される京屋林蔵の作品は、丹念な織り、
繊細かつ大胆な文様、絞りの妙、やさしい独特の
色づかいなど、伝統を受け継いだ高度な職人技を
駆使して創作されており、人気が高い。

作品は一点制作。
結城生地を採用し、手描法により一点一点
丹精込めた制作を行っている。
一枚の着物の完成までに構想からおよそ一年余を要し、
伝統的な美しい日本の着物を作り続けている。

商品詳細

- 素材・サイズ

表裏:絹100% 縫製:手縫い
背より身丈163.5cm(適応身長158.5cm~168.5cm) (4尺 3寸 2分)
裄丈66cm (1尺 7寸 4分) 袖巾34cm (9寸 0分)
袖丈48cm (1尺 2寸 7分)
前巾26.2cm (6寸 9分) 後巾31cm (8寸 2分)

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69.5cm (1尺 8寸 3分) 袖巾35cm (9寸 2分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。
※寸法を最大寸まで変更する場合胴裏の交換が必要となる場合がございます。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
※絞り染の性質上、色の濃淡、絞りの目が不均一な箇所がございます。
風合いであって難ではございません。その点ご了承くださいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン カジュアル寄りの格式のパーティー、芸術鑑賞、観劇 など

◆あわせる帯 洒落袋帯、カジュアル向けのデザインの綴れの名古屋帯 など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

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