【 仕入れ担当 渡辺より 】
博多織の中でも熟練の名工さんたちが
ハイセンスな作品を織りなす名門織元より
手織りによる博多織八寸帯のご紹介です。
締心地の良さに定評のある博多織ですが、
手織りの作品は滅多とご紹介がございません。
手織りならではの極上の風合いをお楽しみくださいませ!
【 お色柄 】
淡い薄胡桃、老竹、煤竹、江戸茶などの茶系の濃淡の
間道地を背景に、同じ色彩の菊唐草やヤシラミ、花襷などが
重ねて織りだされております。
大量生産される帯とは全く違います。
全通にわたり織り出された重なり合ういろどりの模様。
奥深く、どこか懐かしい風情を感じさせるお色のバランス。
全通柄のお品でございますので、お太鼓も出しやすく、
重宝していただける事でしょう。
お色柄、地風ともに大変素敵なお品です。
お手元でご愛用いただける一品となりましたら幸いでございます。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 博多織について 】
鎌倉時代の1235年から780年以上織りつがれた伝統織物。
博多の商人が中国から技術を持ち帰ったのが始まりとされている。
ずばぬけて高い密度の経糸、その数約6,500本を使用し、
一寸間の中に50回往復させて丹念に織り上げた博多帯は、
『締めやすく、崩れにくく、疲れない帯』として高い評価がある。
絹100% 長さ約3.65m
柄付け:全通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
5月下旬~6月、9月~10月上旬の単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お茶会、和のお稽古など
◆あわせるお着物 色無地、小紋、織のお着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。