【仕入れ担当 田渕より】
古典を極めたこの佇まい。
意匠構成に色彩感覚の素晴らしさもさることながら、
やはりご注目いただきたいのは、唐織ならではのそのボリューム感。
機屋の詳細は不明ではございますが、
ひと目で「よきもの」とわかるその佇まい…
どうぞお見逃しないようご覧下さいませ。
【お色柄】
しなやかな手触りの錦地。
さらりとした肌触りの焦茶色の地には、
贅沢にふっくらとした唐織にて、竹垣に菊花kや萩、葡萄の秋草の古典意匠を織りなしました。
流行すたりのない正統派のお品ですので、きっと重宝していただけます。
上等な訪問着、色無地や付下げまで、
大人の女性としての品格の帯姿を、風雅に演出していただきたく思います。
【状態について】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【唐織について】
経糸と緯糸から成る地組織に、
文様を織り出すための緯糸(絵緯=えぬき)で、
文様を浮かせて織り込んでございます。
古来より唐織は高貴な織物として珍重されてきました。
現在でも、能装束といえば唐織。
その歴史は脈々と受け継がれております。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.4m
耳の縫製:袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 9月~11月頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、披露宴、お付添い、パーティー、お食事会など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。