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◆こちらのお品は、
産地地入れ24.200円+胴裏7,260円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て26,400円(全て税込)
を全てサービスさせて頂きます。
※アンサンブルですが、羽織分の生地は「産地地入れ」後、そのままお届け致します。
合わせて羽織にお仕立てをご希望の方は、事前にご相談下さいませ。
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織物ファンの憧れ、本場結城紬。
一枚は持っておきたい稀少な本結城の中で、
無地感の一枚をご紹介致します。
【仕入れ担当 吉岡より】
希少な本場結城紬。
今回は織物問屋さんの在庫品から、穏やかな無地調のお着物を掘り出して参りました!
全体に経年の様子は見受けられますが、
お仕立て頂いて、ご着用に差し支えのあるものではございません。
(証紙の不足や傷み等は確認できます。)
女性の贅沢な洒落味溢るる逸品…
独特のしなやかな風合いを、ぜひお楽しみ頂きたい本場結城紬です。
無地調の一枚は都会的にも、民芸的にも。
帯あわせ次第でいかようにも着こなしていただけることでしょう。
洗い張り、仕立て直しを繰り返し…
母から娘へと世代を超えて、末長くご愛顧いただきたい逸品でございます。
どうぞ大切に、年月を経ることで生まれる織のなじみを、
肌奥にしっかりとご堪能くださいませ。
【色・柄】
本結城の軽い絹地は、シックな紺色とかすかに黒色の混ざり合う「杢」。
もちろん先染めの糸を丁寧に織り成して表現した「杢」目の浮かぶ一枚です。
平成17年6月3日、本場結城紬のラベルが新ラベルに生まれ変わりました。
現在「本場結城紬」に指定されるものは、以下の4つでございます。
(1)本場結城紬・平織り「地機」
(2)本場結城紬・縮織り「地機」
(3)本場結城紬・平織り「高機」(絣もの以外の無地と縞、格子のみ)
(4)本場結城紬・縮織り「高機」(絣もの以外の無地と縞、格子のみ)
本品はこの中で(1)にあたるお品で、このラベルが新しくなる前のものです。
触れて分かる、結城紬ならではの地機で仕上げた軽い風合いをお楽しみ下さい。
着込めば着込むほどにふうわりと身体になじみ…
その強さは三代お袖を通してなお、しっかりと「上質」を感じさせてくれます。
【本場結城紬について】
日本三大紬に数えられる茨城県の伝統織物です。
糸づくりでは、蚕の繭からつくられた袋真綿を「つくし」と呼ばれる台にからませ、
この一端より職人が指先の魔術で糸を引き出します。
右手の指で内側へ糸を捻り、さらに左手で捻り戻しをいたしますので、
糸自体は平糸になって撚りがかかっておりません。
これが着れば着るほど風合いの良くなる結城紬の秘密です。
また、絣括りは経糸・緯糸を別々に目印の墨付けをして、木綿の糸でしっかりと絹糸を括ります。
括りが弱いと染料が括りの中に入り、綺麗な絣糸にはなりません。
地機の織り技法では、経糸の片側を機にとめ、
もう片側の手前の部分を枠に、きちんと糸を整列させた紐状のものを織り手さんの腰に巻きます。
経緯ともにピンと糸が張った状態で織り上げられるのではなく、
織り手さんが全身を使って経緯(タテヨコ)を調節して織り上げるので驚くほどしなやかに仕上がります。
■「産地地入れ」をサービスさせて頂きます。
「フノリ」が用いられている他の産地の紬と異なり、
真綿結城紬は、本結城と同じく「うどん粉(小麦粉)」が用いられております。
それをきちんと取り除くことが、真綿ならではの風合いを出す一番の秘訣。
結城の産地にて、その一反一反を見極めながら、
職人さんが微調整しつつ進める地入れ(=湯通し)が必要不可欠。
産地に戻しての地入れは、ドラム缶約一本のお湯を用いて行われます。
(地入れ期間約3週間にて承ります。)
絹100%
長さ約23.4m 内巾36cm(裄丈68cmまで)
本場結城紬検査協同組合、本場結城紬卸商協同組合の証紙がついております。
◆最適な着用時期 10月~5月(袷の季節に)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 街着、行楽、お食事、ショッピングなどのカジュアルシーンに。
◆あわせる帯 名古屋帯、カジュアル袋帯
お仕立て料金はこちら
[ 紬 ]
地入れ4,950円+※胴裏7,260円~八掛8,800円+海外手縫い仕立て26,400円(全て税込)
[ 羽織 ]
羽裏11,000円+海外手縫い仕立て27,500円(羽織紐は別途)(全て税込)
※国内手縫い仕立て
[ きもの:大島紬・結城紬 ]+23,100円(税込)
[ きもの:上記以外の紬 ]+12,100円(税込)
[ 羽織 ]+14,300円(税込)