◆新古品・中古品は現品限りですので売り切れ次第終了となります。
◆中古品として仕入れてまいりました。
うっすらと締め跡がございますが美品でございます!
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!
※たれ先の織り込みを確認するために一部縫製を解いております。
お届け前には口閉じをさせていただきます。
(※口閉じはお届けまで1週間前後頂戴いたします。)
【徳田義三図案・燦煌華(さんこうか)】。
このお名前をご存知の方は本当に西陣帯のことを良くご存知だと思います。
西陣界隈では伝説の図案家と呼ばれる徳田義三氏の図案を、
かの染織の名門、しょうざんが織り上げた絶品袋帯のご紹介です!
中でも抜群の良色…どうぞお見逃しなく!
徳田氏は、ご自分の名前が表に出ることを嫌われ、
「無形文化財保持者」や「現代の名工」などの肩書きとは無縁のため、
その世界の人間しかその名を知らない人物でした。
作品に対する頑固なまでのこだわりや、モノ創りのためなら
廻りが見えなくなるようなまさに“天才肌”の職人であったと言われます。
徳田義三氏は、伝統を頑なに守り続けることで作家が個性を発揮できず、
時代の求める物とのズレが生まれつつあった西陣織の世界。
そこに、独自の作風で一石を投じたのが徳田義三氏であったのです
西陣のメーカーがこぞって「図案や組織図を描いて欲しい」と頭を下げたにもかかわらず、
自分の満足する帯を作れないメーカーの注文はいくら金を積まれても断ったというように語り継がれています。
弊社でも常に人気の帯屋捨松。
その六代目が十代の頃より住み込みで修行に入ったのが徳田氏のもとでした。
現在の屋号「捨松」を命名したのも徳田氏。
また図柄や組織もそのままのかたちで託されたそうですから、
捨松ファンの方がはっとされるのも無理もないことかと思います。
その徳田氏の図案を用いて、染織の名門「しょうざん」が作り出した作品。
密に綾なされた藤色を基調とした帯地。
奥底から放たれる、箔糸の細やかな煌めき美しいその地には
どこか異国のムードただよう花模様が織り表されました。
こういった柄行は、洋の場でもしっくりと調和するのがその魅力。
ひと目で「よいもの」とわかる最高の仕上がりです。
どうぞお見逃しないよう、その魅力をご堪能下さいませ。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.35m
耳の縫製:かがり縫い
お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、ご挨拶、ご入卒・七五三のお付き添い、音楽鑑賞、観劇など
◆あわせるお着物 訪問着、付下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。