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【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈67.5cm (1尺 7寸 8分) 袖巾34.5cm (9寸 2分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
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◆新古品・中古品は現品限りですので売り切れ次第終了となります。
◆中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、美品でございます。
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ。
「 なか井 」の落款がございますので、
京都の超有名問屋【 千切屋治兵衛 】の作品を数多く
手掛けてきた、【 中井淳夫 】氏によるお品かと存じ上げます。
一からお誂えいただきますとお仕立て代もかさみますので、
こういった中古、新古品は掘り出し、珍しいデザインや
ほしかったブランドのお着物がオネウチに
手に入るチャンスかと存じ上げます。
お目に留まりましたら是非ご検討くださいませ。
京都の超有名問屋【 千切屋治兵衛 】の別注品。
上品な彩りの特選訪問着のご紹介です。
お目に留まりましたら是非ご検討くださいませ。
千切屋治兵衛―
千切屋(ちきりや)は中世から続く京都の和装業の老舗一門。
弘治年間に西村与三右衛門貞喜が法衣店「千切屋」を開いたのが
始まりとされております。
最盛期には三条衣棚町を中心に分家・別家を含め100軒を超える
千切屋一門の家々が並び立っていたそうです。
その千切屋一門のうちの一角。
2代目与三右衛門から分家した尚貞氏が治兵衛を名乗り、
商いを始めたのが千切屋治兵衛でございます。
京都では千切屋治兵衛を略した「千治(ちじ)」さんと
親しみを込めて呼ばれ、千總(ちそう:千切屋惣左衛門家)、
千吉(ちきち:千切屋吉右衛門家)、千治(ちじ:千切屋治兵衛家)は
京の三大名門問屋として名を馳せておりました。
(現在は千切屋治兵衞株式会社として京友禅呉服製造卸業を
営んでいらっしゃいます。)
本品はそんな千切屋治兵衛の訪問着。
中井淳夫―
京の染色界において最高のレベルの染色技術を有した染師、
中井淳夫、恭三の兄弟。
中井兄弟のてがける作品は千切屋治兵衛でも逸品クラス、
糊糸目友禅に限らず、無線友禅や堰出しなど、様々な技法を用い、
古典を現代ナイズした『本歌』のデザインを得意とされておりました。
さらり…
肌触りの良い、シボ感のない駒無地。
その駒無地を、くすみの強い褐色と墨色の裂取り状に染め上げ、
お柄には糸目のない、やわらかなタッチで式の花が染あしらわれております。
また、上前には丁寧な手刺繍によるアクセントも添えられ、
こだわりを感じさせる仕上がり。
研ぎ澄まされた空間に、作家の感性をあますところなく
表現した本当によいお品です。
華美に走らない、大人の社交着。
流行りすたりのない柄行ですので、末永くお召しいただけることでしょう。
しっとりと落ち着いた、大人の女性らしい佇まいをお楽しみ下さい。
お手元でご愛用いただけましたら幸いでございます。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
背より身丈156.5cm(適応身長151.5cm~161.5cm) (4尺 1寸 3分)
裄丈64cm (1尺 6寸 9分) 袖巾33.5cm (8寸 8分)
袖丈48.5cm (1尺 2寸 8分)
前巾23cm (6寸 1分) 後巾29cm (7寸 7分)
◆紋:伊達紋(刺繍)1つ 糸色:アンバー
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、お付添い、お茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇 など
◆あわせる帯 袋帯、綴れの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。