商品番号 1357391

【人間国宝 故・羽田登喜男】 本手描き京友禅訪問着 <寿光織・紋意匠丹後ちりめん地> 「鴛鴦に宝尽し」 奇跡の新品…まさに藝術!

売切れ、または販売期間が終了しました。


いわずとしれた、京友禅の巨匠・羽田登喜男氏
加賀と京の友禅を融合させ、友禅に独自の意匠を見出した巨匠の作品です。

たたき染にこの優雅な気品…
人間国宝の洗練された技術、美しき染意匠…
ご本人作による紛れもない本物の訪問着を、
奇跡とも言える新品の状態でご紹介いたします!
この機会にどうぞお見逃しのございませんよう!


生地に用いたのは「寿光織」による上質の紋意匠ちりめん地です。

寿光織は、丹後ちりめん白生地メーカーの中でも
伝統・品質ともにトップに位置するブランドです。
創業は、江戸時代の寛政8年(1796年)で、
4度に渡って皇室への献上品を創り出している老舗機屋。

程よい厚みと生地の重さを備えた紋意匠地には
一面に「流水に草花」の柄が織り成されました。

この上質地を、穏やかな水色を基調に染めて…
素晴らしい絹肌を、しなやかに感じ取っていただけることでしょう。

この地に込めた「鴛鴦に宝尽し」の模様。
清雅な白のたたき染に、羽田登喜男氏の代名詞とも言える鴛鴦を二羽描き、
その周囲に宝尽しを添えた、古典柄の秀作です。

その色使い、構図に、人間国宝にしか表現することのできない、
独特の世界観を感じられる素晴らしい一品に仕上がっております。

極上の感性、染め技。
ダイアナ妃へ贈呈された振袖や、
祇園祭の蟷螂山のタペストリーを創作するというという、
この上ない名誉を授かる、人間国宝にまでのぼりつめた作家の渾身の出来栄え。
一点の曇りもなく、最高級の仕上がりです。

重要無形文化財「友禅」保持者、人間国宝・羽田登喜男氏。
偉大な功績を残され、2008年2月10日、実り多き人生を終えられました。(享年97歳)

末永くご覧いただき、その喜びを心にお袖を通していただけますように…
こう願いつつ、お届けいたします。
どうぞ母娘代々受け継ぐ名品として、末代までも、お持ちくださいませ。

■羽田登喜男
明治44年(1911):1月14日金沢市生まれ。
大正14年(1925):金沢で友禅師南野耕月に入門。
昭和06年(1931):京都で曲子光峰に師事。
昭和12年(1937):京都で独立。日本伝統工芸展を中心に活躍。
昭和51年(1976):第23回日本伝統工芸展東京都教育委員会賞、藍綬褒章。
昭和53年(1978):京都府美術工芸功労者。
昭和57年(1982):勲四等瑞宝章。
平成29年(2008):逝去

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%
たちきり身丈175cm(背より身丈163cmまで) 内巾35cm(裄丈66cmまで)
白生地には、寿光織ブランドの特選丹後ちりめん・紋意匠地を用いております。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌5月(袷の季節)

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。

◆着用シーン 披露宴、パーティー、お付き添い、観劇など。

◆あわせる帯 袋帯

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

お仕立て

お仕立て料金はこちら
解湯のし3,850円+※胴裏7,260円~+海外手縫い仕立て33,000円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+16,500円(税込)

※堅牢染め・本加賀など、染めのしっかりした御着物への抜き紋入れには、
 堅牢抜き代4,400円(税込)が必要となります。

加工(湯のし、地入れ、紋地入れ)はこちら
(解湯のし)


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