商品番号 1355035

●【B反】 【人間国宝 故・南部芳松】 伊勢型紙突彫訪問着 八掛無し 「大原女」 伊勢型の歴史を担ってきた神の手… 滅多とない希少品入荷!

売切れ、または販売期間が終了しました。

延暦年間に始まったとされる伊勢型の歴史…

その歴史を担い、ともに歩み、
すばらしい作品を残してきた人間国宝のお一人、
南部芳松氏。

氏の伊勢型を使用した何とも希少な訪問着をご紹介致します。
画像のような汚れが所々にありB反として仕入れて参りました。
(※画像の黄色矢印の幅は1cmです。)
ご了承の上、お目に留まりましたらお値打ちにお求めくださいませ。


昭和30年2月。
伊勢型紙が持つ高度の技術に対して、
6名の方々が重要無形文化財(人間国宝)に指定されました。

 六谷紀久男 (錐彫り)
 児玉博 (縞彫り)
 南部芳松 (突彫り)
 中島秀吉 (道具彫り)
 中村勇二郎 (道具彫り)
 城之口みゑ (糸入れ)

残念ながら、現在生存されている方はおられません。
諸氏の手に宿った神…
その魂は、残された型紙に今も生き続けます。
その中のおひとり、南部芳松氏の伊勢型を用いた逸品。

細密な表現ながら、機械では表現できない
『てしごと』故のまるみが感じられる、その表現。
その『てしごと』の極み、人間国宝にまでなられた南部芳松氏。

明治27年に生まれ、
昭和30年に重要無形文化財、伊勢型紙技術保持者として認定されました。

その後51年に亡くなられましたが、彼の残した型は生き続けておりますが、
その型が一部でも破損すればそれでもう二度と同じものは製作されないという環境の中で、
その型が一つ減り二つ減り、今となっては希少価値も大変高くなっております。

さらりとした肌触りの上質な縮緬地。
穏やかなクリーム色を基調として一面に描かれたのは、
何とも風情ある大原女(おおはらめ)の意匠。

頭に薪を乗せて、京の町へ行商に出かけた大原の働く女性の姿が浮かび上がります。
細かく細かくあらわされた一つ一つの意匠が、粋な着姿を演出いたします。

後世に伝えたい思い、後世に残したいその業。
お手元でご愛用頂ける一品となりましたら幸いでございます!


◆南部芳松 略歴
明治37年 10歳にて修行始める
昭和21年 伊勢型紙彫刻組合が結成され初代理事長となる
昭和30年 人間国宝(初代)に認定
昭和35年 紫綬褒賞受賞
昭和50年 皇太子(現天皇陛下)・皇太子妃殿下上覧
昭和51年 82年の生涯終わる

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%
たち切り身丈162cm 内巾34cm(裄最大64cm)

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 観劇、お食事会、趣味のお集まり、カジュアルパーティーなど

◆あわせる帯 袋帯、九寸名古屋帯など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

お仕立て

お仕立て料金はこちら
解湯のし3,850円+※胴裏7,260円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て33,000円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+16,500円(税込)

※堅牢染め・本加賀など、染めのしっかりした御着物への抜き紋入れには、
 堅牢抜き代4,400円(税込)が必要となります。

加工(湯のし、地入れ、紋地入れ)はこちら
(解湯のし)


撥水加工をご要望の場合はこちら
ガード加工(訪問着)


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