西陣の確かな織技術にて織り上げられた…
おしゃれで印象的な袋帯をご紹介いたします。
ハイセンスな帯姿を存分にご堪能くださいませ。
生地は硬すぎず、ほどよいしなやかさで締めやすさも抜群。
落ち着きのある鼠灰色を基調に、装飾された華間道のような意匠をあらわしました。
凛と、際立つ意匠の気品あるおももち…
ハイセンスな大人の女性の佇まい。
上質のこだわり、洗練された印象を受けるひと品です。
また本品は本袋のお品です。
ご存知の通り、高級品にのみ許されるのが、「本袋」。
表地と裏地を同時に、輪のように織り上げる帯のことでございます。
基本的に、表の地組織と裏の地組織は同じ様にいたします。
なぜなら、表裏の織巾が合わなければ帯にならず、縫い袋のように、表裏別々に織った後で縫い合わせるわけにはいかないからです。
表裏同時に、輪のように織り上げる本袋帯。
織り場では、織りあげつつあるお柄を見ることができません。
したがって織人の熟練が必要とされますし、大変難しい織物です。
本袋帯と縫い袋帯を並べて見比べていただきますと、
すぐにお分かりいただけるかと思います。
その違いは、帯の両端、つまり耳の厚みでございます。
これこそが本袋帯の一番の特徴で、縫い袋帯の半分の厚みですので、
薄く綺麗にたたむことができます。
またお太鼓結びに締めていただくと、耳付きが薄いので、
前・横から見ていただいた時にお太鼓が大変綺麗に映ります。
おひとつあれば重宝していただけるかと存じます。
どうぞこの機会をお見逃しなくお願いいたします。
絹100% 長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.1166 宮本貞男謹製
お柄付け:六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン カジュアルパーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事、お出掛け
◆あわせる着物 お洒落訪問着、お洒落付下げ、色無地、小紋、御召、紬