商品番号 1351892

●【人間国宝 志村ふくみ】 傑作手織り草木染め紬訪問着 ※胴裏交換サービス ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 早い者勝ちです! 一色、一生…草木の命を紬に灯す! 身丈161.5 裄68

売切れ、または販売期間が終了しました。

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【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69cm (1尺 8寸 2分) 袖巾35cm (9寸 2分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。
※寸法を最大寸まで変更する場合胴裏の交換が必要となります。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
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◆新古品・中古品は現品限りですので売り切れ次第終了となります。

◆中古品として仕入れてまいりました。
ご着用には差し障りございませんが、胴裏背中心付近に筋状の黄変がうっすらとございます。
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ。
※お手元確認後、ご希望の場合には胴裏交換をサービスさせていただきます。
(直接胴裏交換をご希望の場合には、お届け後のご返品を承れません。)


一期一会の出会い。
欲しいと思って簡単に手に入るお品ではございません。

人間国宝【 志村ふくみ 】氏による草木染紬訪問着のご紹介です。
証紙等はございませんため、大変お値打ちにご紹介させていただきます!
お目に留まりましたら是非ご検討下さいませ。


人間国宝・志村ふくみ―
志村氏は1924年(大正13年)滋賀県近江八幡市の生まれ。
31歳のとき、若い頃に柳宗悦の民芸運動に共鳴して織物を習っていた
母・小野豊氏の影響で、織物を始められました。

1957年(昭和32年)の第4回日本伝統工芸展に初出品で入選、
その後第五回で奨励賞、第六回、第八回で文化財保護委員会委員長賞、
第七回で朝日新聞社賞、と4度の受賞を重ね、特待者に。

1990年(平成2年)に農村の手仕事だった紬織を
「芸術の域に高めた」と評価され、紬織の
重要無形文化財保持者(人間国宝)の保持者の認定を受けます。

現在は京都市右京区嵯峨野に工房を構え、
娘の志村洋子氏と共に、素朴な紬の有り様に
無限大の可能性を追求し続けていらっしゃいます。

採取したばかりの草木でその時々の色をうつしとる志村氏の草木染。

あえて色みを調節せずに、そのものの色を頂くからこそ、
透明感やそのものの良さが表現される…

草木から染め出された、多彩さと芳醇さを兼ね備えた類稀なる色彩の世界。

本品は深い藍と墨黒をメインの色彩に配した訪問着。

程よいハリを感じさせる、しなやかな紬地。
触れて感じられる、繊細でいながら力強さを兼ね備えた豊かな地風。

彩りは留紺から濃藍、鉄紺、縹の色に一掬の朽葉。
深い墨黒にオフホワイトのヤシラミを含む格子が重ねられて…

それは湖上に宿る静寂のように。
深く、濃く、深々と。

志村氏が出会った、ゲーテの言葉のように。

光のそばに黄色、闇のそばに青。
日本の古典的色彩論と洋の東西を問わぬ色彩論の融合。

絹物の薄手な繊細な織り味と、紬のあたたかい包容力。

日本の文化と伝統を愛する方にこそ、
お召しいただきたい芸術品でございます。

申し上げるまでもなく、唯一無二の力作。

美術工芸品をまとう喜び、所蔵する至福を、
是非にもご堪能頂きたい逸品でございます。

志村氏の思想、世界観をどうぞお手元でご堪能くださいませ。


【 志村ふくみ 略歴 】

1924年 滋賀県近江八幡生まれ
1942年 文化学院卒業
1955年 織物をはじめる 母の小野豊の影響で柳宗悦の民藝運動に参加
1957年 第4回日本伝統工芸展に初出品で入選以降、第5回で奨励賞、
    第6回、第8回で文化財保護委員会委員長賞など、受賞を重ねる
1964年 資生堂ギャラリーにて第1回作品展を開催
    以降、日本各地で作品展を開催
1968年 京都市嵯峨野に工房を構える
1983年 『一色一生』で第10回大佛次郎賞を受賞
1985年 「現代染織の美」展(森口華弘・宗廣力三・志村ふくみ)を
    東京国立近代美術 館で開催
1986年 紫綬褒章受章
1989年 娘の志村洋子とともに「都機(つき)工房」を創設
1990年 重要無形文化財「紬織」保持者(人間国宝)に認定
1993年 文化功労者に認定
    『語りかける花』で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞
1999年 ソウル(草田繊維・キルト博物館)にて
    「志村ふくみ・洋子 二人展」を開催
2013年 染織の世界を学ぶ芸術学校「アルスシムラ」を
    志村洋子とともに設立

【 主な作品 】

1958年 紬織着物「秋霞(あきがすみ)」
1959年 紬織着物「鈴虫」
1960年 紬織着物「七夕」
1961年 紬織着物「霧」
1973年 紬織着物「磐余(いわれ)」
1974年 紬織着物「紫根による作品 一」
1992年 紬織着物「聖堂(みどう)」
1998年頃より 「源氏物語」シリーズ
2000年 紬織着物「風露」
2007年 紬織着物「奥琵琶」
2007年 紬織着物「歓びの階梯」

商品詳細

- 素材・サイズ

表裏:絹100% 縫製:手縫い
背より身丈161.5cm(適応身長156.5cm~166.5cm) (4尺 2寸 6分)
裄丈68cm (1尺 8寸 0分) 袖巾34.5cm (9寸 1分)
袖丈49cm (1尺 2寸 9分)
前巾24.5cm (6寸 5分) 後巾30cm (7寸 9分)
※衿ホックなし(引き紐タイプ)
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン カジュアル寄りの格式のパーティー、芸術鑑賞 など

◆あわせる帯 洒落袋帯、カジュアル向けのデザインの綴れの名古屋帯 など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

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