商品番号 1350401

【本場結城紬】 【百貨店扱い品】 100山亀甲絣 地機・手織り 重要無形文化財技術使用 ≪単衣・中古美品≫ 「裂取有職文」 究極の分業制から生まれし産物… 絶品の単衣! 身丈161 裄67.5

売切れ、または販売期間が終了しました。

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈68.5cm (1尺 8寸 0分) 袖巾34cm (9寸 0分)
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

◆新古品・中古品は現品限りですので売り切れ次第終了となります。

◆中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、美品でございます!
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!


纏えば実感。
贅沢な贅沢な、紬の王様・本結城。

証紙はございませんが、
この手触り、精巧な亀甲絣…
本場結城紬地機織100山亀甲地絣のお品にございます。

中でも抜群の良色柄…
絶品の単衣仕立てを仕入れて参りました。
未仕立てのお品であればもちろん、
証紙がある仕立て上がりのお品であっても大変大変高額なお品でございます。

非効率的な究極の分業制から生まれし産物。
見るほどにそのぬくもり伝わる、織りの逸品をお届けいたします。


「重要無形文化財」の本結城は、
以下三つの要件を満たさなければ指定されません。
本品は、その全てを満たす重要無形文化財指定技術使用・100山亀甲絣の作品です。
 ・手紡ぎの絹糸の使用
 ・手括りの絣
 ・地機で織り上げられる事
糸づくりでは、
蚕の繭からつくられた袋真綿を「つくし」と呼ばれる台にからませ、
この一端より職人が指先の魔術で糸を引き出します。

右手の指で内側へ糸を捻り、さらに左手で捻り戻しをいたしますので、
糸自体は平糸になって撚りがかかっておりません。
これが着れば着るほど風合いの良くなる結城紬の秘密です。

また絣括りは、
経糸・緯糸を別々に目印の墨付けをして、
口にくわえた木綿の糸でしっかりと絹糸を括ります。
括りが弱いと染料が括りの中に入り、綺麗な絣糸にはなりません。

地機の織り技法では、
経糸の片側を機にとめ、もう片側の手前の部分を枠に、
きちんと糸を整列させた紐状のものを織り手さんの腰に巻きます。
経緯ともにピンと糸が張った状態で織り上げられるのではなく、
織り手さんが全身を使って経緯を調節して織り上げるので、
驚くほどしなやかに仕上がります。

肌を包むとはこのようなお着物のことを言うのでしょう…
真綿のほっこりとした手触り、
柔らかな薄灰鼠色を基調として、その無地場を埋め尽くすかのように、
精巧に、繊細に織り上げられた亀甲やバンジョー、毘沙門亀甲などを込めた裂取りの絣意匠。
シンプルな彩りゆえに100山亀甲の美しい絣が一際目に付きます。

流行に左右されない、確かな織物という美術工芸品。
洗い張り、仕立て直しを繰り返して、母から娘へと世代を超えて、
末長くご愛用いただきたい逸品でございます。
この価格でご紹介できることもめったとございません。

お仕立ては手縫いですし、ご寸法のあう方でしたら、本当にお値打ちかと存じます。
どうぞ大切に、年月を経ることで生まれる織のなじみを
肌奥にしっかりとご堪能くださいませ。

商品詳細

- 素材・サイズ

表裏:絹100% (縫製:手縫い)
背より身丈161cm(適応身長156cm~166cm) (4尺 2寸 5分)
裄丈67.5cm (1尺 7寸 8分) 袖巾34cm (9寸 0分)
袖丈48.5cm (1尺 2寸 8分)
前巾28cm (7寸 3分) 後巾30.5cm (8寸 1分)
※居敷当無し、背伏せ付き
大丸扱い品

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 単衣(5月下旬~6月、9月~10月上旬)

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 芸術鑑賞、街歩き、ご友人との気軽なお食事、お稽古ごと、行楽など

◆あわせる帯 洒落袋帯、九寸名古屋帯、八寸名古屋帯など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

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