商品番号 1341669

“掲載本日最終!” 【袷物在庫処分】 【本場結城紬】 100山亀甲・蚊絣 地機・手織り 重要無形文化財指定技術使用 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 一生愛せる絶品の黒! 証紙も残った極上品! 身丈163 裄68

売切れ、または販売期間が終了しました。

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69cm (1尺 8寸 2分) 袖巾35cm (9寸 2分)
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

◆新古品・中古品は現品限りですので売り切れ次第終了となります。

◆中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、仕付け糸も付いたままの美品でございます!
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!


中々みることの出来ない絶品の黒。
おきものファンの憧れ…本当に贅沢な…紬の王様・本結城。
証紙も残った極上品をご紹介致します。
まずはじっくりとご覧くださいませ。


『重要無形文化財指定 本結城』―
それは、以下三つの要件を満たさなければ指定されません。
本品は、その全てを満たす重要無形文化財指定技術使用のお品。

 ・手紡ぎの絹糸の使用
 ・手括りの絣
 ・地機で織り上げられる事

糸作りでは、蚕の繭からつくられた袋真綿を「つくし」と呼ばれる台にからませ、
この一端より職人が指先の魔術で糸を引き出します。
右手の指で内側へ糸を捻り、さらに左手で捻り戻しをいたしますので、
糸自体は平糸になって撚りがかかっておりません。
これが着れば着るほど風合いの良くなる結城紬の秘密です。

また、絣括りは経糸・緯糸を別々に目印の墨付けをして、
口にくわえた木綿の糸でしっかりと絹糸を括ります。
括りが弱いと染料が括りの中に入り、綺麗な絣糸にはなりません。

地機の織り技法では、経糸の片側を機にとめ、もう片側の手前の部分を枠に、
きちんと糸を整列させた紐状のものを織り手さんの腰に巻きます。
経緯ともにピンと糸が張った状態で織り上げられるのではなく、織り手さんが
全身を使って経緯を調節して織り上げるので驚くほどしなやかに仕上がります。


こっくりとしたシックな印象の黒色の真綿紬地。
吸い込まれるようなその無地場には格子の中に繊細な亀甲、蚊絣のお柄を織り上げて…
シンプルな意匠はお探しの方も多いのではないでしょうか。

この細かい細かい絣による意匠美。
卓越した絣技術が垣間見えます。
落ち着いた地色や流行りのない意匠は、幅広い年代の方にご着用していただけます。

流行に左右されない、確かな織物という美術工芸品。
他にはないお洒落紬をお探しの方にとっては最適の御品かと思います。

洗い張り、仕立て直しを繰り返して、母から娘へと世代を超えて、
末長くご愛用いただきたい逸品でございます。
この価格でご紹介できることもめったとございません。

お仕立ては手縫いですし、ご寸法のあう方でしたら、本当にお値打ちかと存じます。
どうぞ大切に、年月を経ることで生まれる織のなじみを
肌奥にしっかりとご堪能くださいませ。

商品詳細

- 素材・サイズ

表裏:絹100% 縫製:手縫い
背より身丈163cm(適応身長158cm~168cm) (4尺 3寸 0分)
裄丈68cm (1尺 8寸 0分) 袖巾35cm (9寸 2分)
袖丈49cm (1尺 3寸 0分)
前巾25cm (6寸 6分) 後巾30cm (8寸 0分)
◆八掛の色:黒紅色

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、街着、カジュアルパーティーなど

◆あわせる帯 お洒落袋帯、九寸名古屋帯、八寸名古屋帯など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

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