◆新古品・中古品は現品限りですので売り切れ次第終了となります。
◆中古品として仕入れてまいりましたが、おおむね美品でございます。
お目に留まりましたらお値打ちに御召くださいませ。
知る人ぞ知る名機屋【織工房 鼎(かなえ)】より。
経錦の技法を用いて織り上げられた特選袋帯のご紹介です。
中々ご紹介のかなわないレアなお品。
お目に留まりましたら是非ご検討くださいませ。
織工房 鼎―
素材、織に真摯に向き合い、新しい感性を一条に込める…
西陣の名門で25年近く織物を学ばれ、平成23年9月に独立。
伝統的な技法、柄に、更に新しい技巧、現代のデザインを取り入れ、
こだわってヨキモノを創作されている一流の機屋でございます。
本品はそんな鼎の経錦による袋帯。
経錦―
経錦とは、何色もの彩糸を用い、文様を織り出す錦の中でも
最も古い歴史を持つ織物です。中国より渡来し、七~八世紀の
飛鳥・奈良時代の遺品として法隆寺や正倉院に伝えられております。
経錦の特徴は、経糸によって地の文様も織り出されている点。
つまり三色の配色によるものであれば、三色三本の経糸を一組とし、
これが互いに表裏浮き沈み交代して地や文様を織り成す多重織りの
技法でございます。
その経錦の技法で織り上げられた文様。
やわらかかつしなやかな風合いの帯地。
落ち着いた淡いサンドベージュ地をベースに、
薄煤竹色の濃淡の配色で、笹のお柄が流水取りで
織り描き出されております。
また裏面も無地ではなく、経錦による小葵が
織り描き出されたものが用いられ、こだわりが伝わってくる
仕上がりとなっております。
素材、織、意匠の絶妙なバランス。
独特の感性の世界を感じさせてくれる、他にはないデザインのお品。
お手元でご愛用いただけましたら幸いでございます。
絹90% ポリエステル:5% ナイロン:5%
長さ約4.4m(お仕立て上がり)
柄付け:全通柄
耳の縫製:袋縫い
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 軽い格式のお茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇 など
◆あわせるお着物: 洒落訪問着、付下げ、色無地、小紋、御召 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。