◆新古品・中古品は現品限りですので売り切れ次第終了となります。
◆中古品として仕入れてまいりました。
うっすらと締め跡がございますが美品です。
ご了承の上、お目に留まりましたらお値打ちにお求めくださいませ。
通好み、心惹かれる工芸的逸品。
織のお着物ファンの方必見の牛首紬。
今回ご紹介のお品は、中でも希少な夏の牛首紬地に
染をほどこした袋帯でございます。
穏やかな風情に満ちた夏の和姿をご堪能くださいませ。
日本の三大紬、大島・結城・牛首。
そのなかでも、年間生産量が一番少ないものが牛首紬です。
加賀の国、白峰村一帯の集落は、古くから
自然の玉繭を原料に手機紬が織られてまいりました。
しなやかでシワになりにくく耐久性に優れており、
釘にかけても破れないほど丈夫と言われることから
別名「釘抜紬」とも呼ばれております。
本品はその玉糸を用い、織り上げられた牛首の紗紬地に
おだやかな彩りでお柄が染め上げられております。
軽やかな透け感を見せる紗の帯地。
シャリ感が一層の涼をもたらして。
お色はくすみの強いアースカラーの段暈し地をベースに、
グレイッシュトーンの霰のような抽象文様が染め上げられました。
味わい深い彩りで描かれた唯一無二の表情。
しっとりと落ち着きある表情でございます。
素材の素晴らしさと染めの美しさ、
両方を味わっていただける逸品です。
お手元で末永くご愛用いただけましたら幸いでございます。
絹100%
長さ約4.4m(お仕立て上がり)
柄付け:全通柄
耳の縫製:袋縫い
◆最適な着用時期 6月から9月の単衣、盛夏の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 軽い格式のお茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事 など
◆あわせる着物 夏の洒落訪問着、付下、色無地、小紋、織のお着物 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。