西陣の誇る、美しき極上の唐織の世界…。
一流機屋「河合康幸」による特選ハイクラスの九寸名古屋帯をご紹介いたします。
ぜひこの機会をお見逃しなくお願いいたします。
唐織の名門河合美術織物にて研鑽を重ね、平成4年に45歳で独立。
以来、70歳を超えて現在まで唐織一筋で新たな作品を生み出し続けておられます。
氏の図案・織へのこだわりは非常に深いものがあります。
一本の帯の中でも、同じような図案の繰り返しにならないように、
柄に僅かな違いを持たせて織り上げる…
当然、製織にかかるコストは上がります。
かといって、遠目に見るとほとんど分からないこの「差」にこだわり、
どことなく「優しさ」が漂い、丸みを感じる柄に仕上げられています。
唐織に対するこだわり。新しい柄の創作への情熱が存分に込められた作品。
普段、西陣の帯専門問屋さんでもめったにお見かけしない稀少品です。
この上品な面持ちに込められた、康幸氏の思い・こだわりを
是非お手にとってお確かめくださいませ!
西陣を代表する絹織物「唐織」は帯地の上に多彩な絹糸を用いて
柄を刺繍のように縫取で表現する技法で、日本伝統の織物です。
古くは将軍や限られた人のみがまとうことを許される能衣装として用いられ、
現代の能舞台でも広く用いられております。
ふっくらと立体感のある仕上がりが魅力の唐織のお品…
ボリュームたっぷり、唐織にて表現された有職紋をモチーフにした
「敬愛小葵鳳紋」と名付けられた連続紋。
お色は清雅なオフホワイトをベースに、かなりのボリュームの
地色と同じ共色のオフホワイトの小葵紋が一面に織り出され、
砂糖菓子のようなやさしく穏やかな色彩の色糸で、たれ先、
お太鼓部分と前帯部分に翔鳳凰が表現されております。
量産されているものとは、唐織の織り上がりが異なります。
裏面を見れば、柄と柄との間に渡ってしまう裏糸をきちんと整理した
本物の唐織の証をご覧頂けます。
ワンランク上の帯姿をお楽しみいただけることでしょう。
付下げ、色無地、小紋、御召などとのコーディネートでご活用くださいませ。
よく出回っているお値打ち品とは一線を画する、名門の特選名古屋帯。
一重太鼓でも少しきちんとした印象を演出したいときにも重宝いたします。
お気軽なお出かけにも品の良さを際立たせてくれますので、
様々なお席に活躍してくれることと思います。
お手にしていただいたときに、さらにその魅力を強く感じていただけることでしょう。
是非ともこの機会をお見逃しないようにお願いいたします。
絹100%(金属糸風繊維のぞく) 長さ3.6m(お仕立て上がり時)
河合康幸謹製
耳の縫製:袋縫い ※おすすめ帯芯:綿芯松
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン お茶席、観劇、コンサート、街着、カジュアルなパーティーなど。
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋、御召
★名古屋仕立て(税込8,250円※綿芯「松」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込11,550円※綿芯「松」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込11,550円※綿芯「松」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+2,750円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。