心揺さぶる青をお召しになる喜び。
着れば着るほど体に馴染み、味が出る。
化学染料ではけっして出せない風合いがここにはあります。
上質を愛するこだわり派の方に!
名門【山口美術織物】より。
オシャレに差がつく高級感と気品を兼ね備えたお品を仕入れてまいりました!
お目に留まりましたら、どうぞご検討くださいませ!
日本の色といえば、藍。
万葉の昔から日々の暮らしの中に息づいてきた本藍染は、人々にとって欠かせない衣服の染地でした。
大自然から生まれた本藍染は殺菌効果や防虫効果に優れ、また漢方薬としても重用されたと言われております。
時を刻むごとに更なる輝きを増すその青々とした美しさは、生命を宿した藍だからこそでしょう。
化学染料には無い、冴えざえとした色の感動を伝えてくれます。
正当な日本文化を受け継いだ藍染だけが「正藍染・本藍染」と呼ばれます。
天然灰汁発酵建で化学染料を一切使わない、人と環境に優しく寄り添う染料…
贅沢にもそれをたっぷりと用いて染め上げられたのが、本作でございます。
本草木・本藍染色作家、山田徹染氏が丹精込めて制作されたお品。
藍に包み込まれるかのよう…
まさに藍の魅力を堪能出来るお着物。
さらりと心地よい肌触りの絹地。
霞のような地紋が浮かぶ絹地は黒を基調にして、霰市松の意匠を表現して。
日本の藍は歳月を経て、
藍より青い美しい色となる―
出藍の誉れの言葉のごとく、元の藍より青くなる本物の藍。
さりげない装いに、日本の美の源流ともいえる「藍」を、きっと強く、深く、感じ取っていただけるかと存じます。
大人の女性の装いにふさわしい、凛としなやかな力強さを感じさせる作品です。
お手元にてご愛用いただけましたら幸いでございます。
【 山口美術織物について 】
京都の唐織メーカー
1992年(平成4年)創立
もともと帯地の製織が専門だったが、能衣装や
打掛も手がけており、最近ではきもの地も制作している。
【 沿革 】
1992年 京都市中京区で会社設立
1996年 伊勢神宮にて平和と五穀豊穣を願って
意匠された几帳「天恵日輪豊穣文」
「天恵月煌豊穣文」と卓飾を奉納
1997年 東京霞ヶ関 旧華族会館において
第一回紫雲会同人会作品展を主催
唐織きもの「唐織御衣」を発表
1998年 アールヌーボーの巨匠エミール・ガレや
ドーム兄弟など当社所蔵のコレクションから
唐織・友禅染などに昇華した作品集
「アールヌーボーコレクション」を発表
2000年 東映創立五十周年記念作品
『千年の恋 ひかる源氏物語』において
十二単や束帯など平安王朝期の衣裳を復刻
映画衣裳・キャンペーンの着物を製作協力する
2002年 京都東山の鷲峰山高台寺創建400周年記念事業の一環として、
高台寺とその塔頭圓得院所蔵の宝物『秀吉の陣羽織』や
『北政所ねねの小袖』数点の復元製作を依頼され、
京都国立博物館、高台寺「掌」美術館など
各博物館のご協力のもと、陣羽織製作のためだけに
発注された特別製の手機織り機にて着手
2003~2005年
フジテレビドラマ『大奥』シリーズの衣裳を製作
衣裳監修・協力
2003年 1年の歳月をかけ完成した『北政所ねねの小袖』復元三点を奉納
2006年 4年の歳月をかけ完成した『秀吉の鳥獣文様陣羽織』復元綴織を
奉納する
劇場版『大奥 絢燗きもの図鑑』発行
2007年 舞台『大奥』の衣裳を製作
2008年正月映画『茶々』の時代衣裳を製作
2008年 正月映画『母べぇ』の映画キャンペーンのきものを製作。
11月公開の『まぼろしの邪馬台国』女王・ヒミコの衣裳を製作
2010年 舞台『大奥』の衣裳を製作協力する
2011年 舞台『大奥 第一章』の衣裳を製作協力
2012年 御寺泉涌寺別院雲龍院「春の特別拝観」にて『大奥衣装展を開催』
絹100%
長さ約12.5m 内巾約38cm(最大裄丈約72cm)
※本商品は色止め加工をしておりますが、加工後も摩擦や発汗作用により色落ちする場合がございますのでご了承ください。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、付き添い、街着、カジュアルパーティーなど
◆あわせる帯 お洒落袋帯、名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
湯のし1,650円+※胴裏7,260円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+9,900円(税込)