商品番号 1321064

【ひなや】 特選工藝手組袋帯 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「煌交組縞文」 抜群の存在感… もう織り上げない工芸的一条! 染めでも織りでもない味わいを…

売切れ、または販売期間が終了しました。

◆新古品・中古品は現品限りですので売り切れ次第終了となります。

◆中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、美品でございます!
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!


唯一無二の組みの表現で豊かな表情を魅せる創作品…
伊豆蔵明彦氏率いる、ひなや工房の特選袋帯をご紹介いたします!

数あるひなやの作品の中でも目を惹く一条!
お太鼓で切り替わったお柄がセンス漂う逸品。
現在ではもう織り上げのない希少な作品ですので、どうぞお見逃しなく!


伊豆蔵明彦氏は、正倉院御物に残る束帯(聖徳太子が刀をさげている紐)の組み紐の組織に見せられ、
長年の研究と試行錯誤の結果、
7~8cm幅までしか組めなかった組み紐を帯幅まで広げることに成功されました。
現在ではタペストリーや段通まで組み上げ、
その作品は国内外の高い評価をうけています。

単純なバイアスの無地を帯幅まで組むのに300以上の玉数が必要で、
柄や組織によっては2400玉や9600玉など気の遠くなる玉の動きが必要となります。
また、柄が複雑になればなるほど規則的な玉の動きでは足りず、
絵を描くように、それぞれの縦糸が、ある時は横糸の動きをし、
ある時は裏にまわって隠れたりしながら柄をあやなしていきます。
この技法とは布の三要素である、織る、組む、編むを自由に組み合わせる事が出来、
その複雑な糸の流れにより美しい柄行が表現されるものです。


黒、藤に金糸を配して織りなされた帯地。
細やかに縞を織りなしつつ、
お太鼓部分には見事な交差模様を組みあらわしました。
金の箔糸の華やぎが組み合わせによってできた洒落たお柄。

浮かび上がりまた潜むかのように見せる金の面持ちが、
光の角度で表情を変え、極上に豊な風合いを醸し出しております。

まさにお洒落着物ファンにお薦めしたい仕上がりとなっております。
単純な経糸と緯糸の組織にはない美しい組織美。
もちろん、お洒落訪問着や付下げ、小紋、高級紬などとのコーディネートでお楽しみいただけますが、
組帯は、伊豆蔵明彦氏によれば古来より天皇家をはじめ身分の高い方々の装飾品や細帯などのみに使われ、
フォーマルとしても締めていただけるとのことです。

どなたが見ても一目で良きものとおわかりいただける秀作の組織美で、
一味違った味わい深い後姿をご堪能くださいませ。
どうぞお見逃しなくお願いいたします。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%(金属糸風繊維除く) 
長さ約4.4m
耳の縫製:かがり縫い
お太鼓柄

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 式典、パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事、レセプションなど

◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、小紋、織のお着物

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。

お仕立て

撥水加工をご要望の場合はこちら
(ガード加工 帯)
(パールトーン加工 袋帯)


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