商品番号 1312285

●【GW限定】 【初代 久保田一竹】 傑作暈し染め金通し地訪問着 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「琅玕(ろうかん)」 彩融けて美しく… 無地場に漂う余韻! 身丈156 裄67

売切れ、または販売期間が終了しました。

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【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈72.5cm (1尺 9寸 1分) 袖巾36.5cm (9寸 6分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
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◆新古品・中古品は現品限りですので売り切れ次第終了となります。

◆中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、美品でございます。
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ。


もはや現存するお品がわずかに流通にながれるのみ。
辻ヶ花の偉大なる巨匠【 初代 久保田一竹 】氏による
幽玄な暈し染めを施した、味わい深い訪問着のご紹介です。

故・初代久保田一竹氏の生前の作品。

お目に留まりましたら是非ご検討くださいませ。

久保田一竹氏が生涯をかけて取り組んだ題材「辻ヶ花」。

悠久の時代を越えて―
白茶室町時代に一世風靡した「辻ヶ花」は江戸時代となると突然姿を消し、
別名“幻の染め”とも呼ばれます。

その世界を独自の感性で蘇らせたのが『久保田一竹』氏。

その名は世界的に知れわたっております。
「辻ヶ花」=「久保田一竹」といっても過言ではなく…

一竹氏の辻ヶ花との出会いは20歳の時。
東京国立博物館での衝撃により、生涯をその研究にささげることを決意。
戦時下での召集などの困難を乗り越え、手描き友禅を生活の糧としながら、
研究を続け、60歳にして初めて納得のいく作品を完成させたといいます。
これが「一竹辻ヶ花」と命名された逸品お着物の始まりでございます。

以来、国内はもとよりヨーロッパ、北米においても展覧会を開催し、
とりわけ、フランスでは、世界に芸術的な影響を与えたということで、
フランス芸術文化勲章を受賞されるほどの反響を生み出しました。

また、現存作家の個展を過去一度も開催したことのない、
アメリカのスミソニアン博物館(国立自然史博物館)にて、
個展を長期開催するにまでいたっております。

世界が認める氏の辻ヶ花は、まさに美術品の域に達しているといっても
過言ではございません。大量生産の辻ヶ花とは比べるまでもなく、
少し名の通った作家の作品ですら、その気品や格調、存在感において、
一線を画しております。

それは、選ぶ生地に始まり、緻密に計算された構図の美学。

色彩の魅力、染の加工、気の遠くなるほどに
緻密で正確な絞りの針通しなどによって生み出されるもので、
一竹氏の技なくしては、表現できない極地でございます。

2003年、惜しまれながらも一竹氏は他界されてましたが、
その技は次の世代へと引き継がれております。

その偉大な初代のお品。
こちらは辻ヶ花こそ入っておりませんが、
初代が好まれた、しっかりとした金通しの緞子地に
ふわり、暈し染によるお柄があしらわれて。

お色は様々なお色を内包する、翡翠の玉のような…
グリーン系の濃淡に、ほんのりと薄水、藤などの
彩りを含んだ暈しが大胆に絵羽を彩っております。

時を経ても数多の人の心を惹きつける力。

同じものはもちろんご用意はかないません。
もし、もしお探しでしたら、本当にお早めに!

どうぞ時代を経ても風格を失わぬ、本物の美をご堪能くださいませ。
母娘代々受け継ぐ美術品として末永くご愛顧いただければと願っております。

商品詳細

- 素材・サイズ

表裏:絹100% 縫製:手縫い
背より身丈156cm(適応身長151cm~161cm) (4尺 1寸 2分)
裄丈67cm (1尺 7寸 7分) 袖巾34cm (9寸 0分)
袖丈48.5cm (1尺 2寸 8分)
前巾26.5cm (7寸 0分) 後巾29.5cm (7寸 8分)

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン ご結婚式・式典へのご参列、パーティー、お付き添い、軽い格式のお茶席、
お稽古、芸術鑑賞、観劇 など

◆あわせる帯 袋帯、綴れの名古屋帯 など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

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