◆新古品・中古品は現品限りですので売り切れ次第終了となります。
◆中古品として仕入れてまいりました。手先と中無地の境目にキツイしかみがございます。
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!
思わず息を呑む、
まるで彫刻のような立体的な表現…。
ヴィンテージのような独特のくすんだ重厚感のある面持ち。
一味ちがったお洒落をお楽しみいただける
金唐革を使用した工芸袋帯をご紹介いたします。
金唐革は15世紀後半、フィレンツェにおいてルネサンス初期の画家たちによって考案されたもので、
後フランス、オランダなどに広がり、特にフランスのルイ王朝では、宮廷の壁面などを飾るのに用いられました。
その技法は、良質の革に金、銀、銅、鉄からなる合金箔を貼り、
その上から金型を使ってプレスした後、特製の塗料で文様にそって彩色されます。
金唐革はこのように、箔と塗料によって強化されるとともに豪華さが生まれた、
いかにもヨーロッパの貴族趣味を感じさせる比類なき独持の工芸品です。
その工芸技術を袋帯にうつしとったのが本品です。
雅やかな輝きを放つ帯地。
燻したような金から深い緑色、焦茶色までの色彩。
一面に異国情緒感じる唐花文様に優美に飛ぶ鳥の意匠を配しました。
異文化、異素材が日本の伝統美に昇華された、
新しいロマンあふれる装いをぜひお楽しみください。
本当にレアな一品。
終生お手元でご愛用いただければと願いつつ、
大切にお届けさせていただきます。
絹100%(金属糸風繊維のぞく)
長さ4.5m
耳の縫製:袋縫い
お柄付け:六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、レセプション、お茶会、音楽鑑賞、観劇、女子会など
◆あわせる着物 訪問着、付け下げ、紋付き色無地、御召
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。