緻密に織り上げられた意匠の醸し出す独特の趣…
西陣の名門「藤原織物」が、丁寧に丁寧に創作した高級名古屋帯をご紹介いたします。
納得の仕上がりは、ひと目で心ひかれる素敵なお品です。
問屋間はもちろんのこと、高級専門店などでも扱われることの多い藤原の帯。
さらに今回ご紹介いたしますのは、紹巴織にて織り上げられた御品。
西陣九寸帯の中でももっとも格式を感じさせる、上質な一品といえます。
利休の弟子でもあり、茶人のほかに歌人でもある里村紹巴。
氏が好んだ仕覆やふくさの裂の多くは、地組織の縦糸とは別に柄をあらわす縦糸が織り込まれた二重縦組織の織物が使われています。
柄行が絵のように緻密にあらわされたその織物のことを「紹巴織(しょうはおり)」と呼びます。
深く落ち着いた黒色の地に、
優彩の色糸にて華やかに浮かび上がる
松葉の意匠が込められた七宝文様が織り上げられました。
古典の意匠でありながら、装飾性あふれるそのモダンな風情が漂います。
豊かな彩りも、やわらかに華やいで…
さりげなくも都会的なハイセンスをお楽しみいただけることでしょう。
帯一筋に培われた技術、高いクオリティ、高尚な美的感性。
付下げ、色無地、小紋などとのコーディネートでお楽しみくださいませ。
お茶席などにも最適の御品かと存じます。
お気軽なお出かけにも品の良さを際立たせてくれますので、
様々なお席に活躍してくれることと思います。
お手にしていただいたときに、さらにその魅力を強く感じていただけることでしょう。
是非ともこの機会をお見逃しなくお願いいたします。
絹95% ポリエステル5%
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No107 藤原織物謹製
おすすめの帯芯:綿芯
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、付き添い、お稽古事、街着、カジュアルパーティー、ランチなど
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋など
★名古屋仕立て(税込8,250円※綿芯「松」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込11,550円※綿芯「松」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込11,550円※綿芯「松」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+2,750円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。