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永楽屋本店喫茶室　秋を感じる『和の芋栗パフェ』「京都・和の菓子めぐり」vol.2

永楽屋本店喫茶室　秋を感じる『和の芋栗パフェ』「京都・和の菓子めぐり」vol.2

2018.10.03 （2021.07.13 更新）

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同店の代表菓子「琥珀柚子」にも使用されている、徳島県木頭産の木頭柚子を贅沢に使った「楽・柚子パフェ」は、異なる食感や甘みと酸味の重ね技で最後までさっぱりといただける定番メニュー。きものでお出かけの休憩にぴったりの、さっぱり＆ほっこり和スイーツ。

四条河原町から徒歩1分。竹細工や漆工芸など、京の伝統工芸の粋を利かせたトップウインドウに季節の商品が並ぶ永楽屋本店。ウインドウのベースとなるのは京都御所・桂離宮・修学院離宮などの竹垣を手がける「竹又中川竹材店」の竹細工です。最近ではエルメス祇園店の施工でも話題になりました。

1946年創業、からいもの（佃煮）とあまいもの（京菓子）両方を取り扱う全国的にも珍しいスタイルのお店です。創業当初から２階に喫茶を設けており、時代の移り変わりに合わせて、提供する品を試行錯誤してきました。現在は、素材と手作りにこだわった甘味を用意しています。

一階右奥の階段を登ると、京都の中心街とは思えぬ落ち着いた空間が広がります。2014年の拡張リニューアルで屋根裏の棟積みがあらわに。河原町では少なくなった木造建築であることを実感できます。伝統工芸の担い手の作品が展示販売され、待ち時間も目を楽しませてくれる喫茶室中央の大テーブル席は、お一人様にも人気です。