着物に着替えたら、電車で旧市街にお出かけ。

駅も車内もとっても綺麗で、路線図もシンプルで分かりやすいため、観光客にとっては大変ありがたい交通手段です。

ただ、電車の中がクーラーが効いてない！？（このとき8月）たまたま故障していたのか？走行中はどこからか風が吹き込んでくるものの、停まるたびにグッと車内の気温も上がるため、少し汗ばんでしまいました。

ただ、夏物の透け感がとても涼しげなので、周りの方には涼をお届けすることができたのか、みなさん目を細めて「ステキね！」と遠くからでも口パク＆ウィンクで伝えて来てくれました。

いやぁ〜それにしても、街中にあるフランス語表記って全く理解できないものなんですね！

英語もフランス語もヨーロッパから来てるんだし、なんとなく分かるだろ……と思っていた私が大バカ者でした。

この美しさは、ぜひ実際に訪れてご覧くださいね！

そしてその後は旧市街をお散歩。古い街並みはただ歩くだけでも楽しいですね！

このあたりはアートギャラリーも多く、ステキな絵画や彫刻に目を奪われているとあっという間に時間が過ぎていきます。

すべてのお店はまわりきれませんでしたが、お目当てのカレースパイスをGET！

実は私は地元愛媛で1番美味しいインドカレー屋さんの隣りで生まれ育ったため、インドカレーが自身のソウルフードのひとつなんです。

結婚後アメリカに移住してからは、コレ！という味に出会えずスパイスを買い漁り、自分好みのインドカレーを研究する日々……

ショッピングを思う存分堪能したら、晩ごはんはモントリオール在住の方からオススメしていただいたお鮨屋さん『JUNI』へ。

お値段的には高級過ぎず、気楽に行けるお店ですが、雰囲気がとっても良くデートにもピッタリでした。

何を食べてもとっても美味しくて、特に夫は醤油の美味しさに感動！もしかしたら……とウェイターさんに聞いてみると、やはりお醤油もお店で手作りされているんだそうです。

夫曰く「日本でも一流のお鮨屋さんは、醤油も手作りされているんだよね」とのこと。やだ……私より詳しい。日本にいたころ、私なんかよりもよっぽど良い物食べてたんだな、と12年越しのジェラスを感じました（笑）！

その他にもモントリオールグルメをたっぷりと堪能し、帰りの道中では、今回一番お会いしたいと思っていた方にも会いに行きましたよ！

その方は、モントリオールで和菓子の練り切りをお作りになられている堤 操（つつみ みさお）さん。

とっても美しい練り切りをお作りになられ、また現地の方向けにワークショップも開催されている素敵な女性です。

私たちもボストンに戻った翌日には、夫婦でお庭に出てお茶を点て、BGMにはお琴の曲を。出来る限り雰囲気を作り込んで操さんの練り切りをいただきました。

そこまでしたくなるのが和菓子の魅力ですね！

操さんの練り切りは、お抹茶を飲まないカナダ人のためにも、甘さ控えめにされているそう。上品な甘みが身体中に染み渡る、なんとも幸せな時間でした。

ぜひみなさんもモントリオールを訪れた際は操さんの練り切りを食べてみてくださいね！

次回は、海外のお茶とスイーツの文化をご紹介したいと思っております。どうぞお楽しみに！！