商品番号:1561450
(税込)
【 仕入れ担当 竹中より 】
おしゃれ着の代名詞とも言える、大島紬!
証紙は付いておりませんが、絣部分に注目していただきましたら
この確かな技術と品質をご理解いただけることでしょう!
最近ではめっきりお見かけしなくなりました
【一元(ひともと)式】の大島紬…
織り上げることのできる職人の減少と、
手間がかかりすぎ採算が合わないため、
最近ではほとんど織られることがなくなりました。
絣細工の芸術品とも言える大島紬、その最高級である【一元式】の大島を、
是非カジュアルな装いの一枚に、お手元でご堪能くださいませ!
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
僅かに着用跡、たたみジワがある程度で、
すぐにお使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 お色柄 】
シャリ感のある精錬された絹鳴りの音。
憲法黒茶地に精緻な絣で表現された
本場大島紬 7マルキ一元絣 でございます。
松・楓・梅を取り合わせた吉祥文様を、
雲取りの構図に配した大変格調高い意匠。
点の集積によって生み出される陰影の妙は、
大島紬ならではの緻密な美しさを感じさせます。
7マルキ一元絣は、経糸・緯糸ともに絣を合わせて
織り成す高度な技術が用いられており、
その精緻な表現力は工芸品と呼ぶにふさわしい逸品。
しっとりとした地に白く浮かび上がる文様は、
静謐でありながらも力強い存在感を放ちます。
雲取りに配された松は長寿、楓は四季の移ろい、梅は清廉を象徴し、
吉祥性の高い柄ゆきとして幅広いお席に安心してお召しいただけます。
格調高い訪問着や袋帯と合わせれば、
改まった場にもふさわしい品格を演出し、
また紬や染め帯で洒落味を効かせれば、
劇やお出かけにも映える万能なお品。
代々受け継いでゆくにふさわしい、
大島紬の真髄を堪能できる一枚でございます。
【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。
大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る
表裏:絹100% 縫製:手縫い
八掛の色:葡萄色
身丈(背より) | 151.5cm (適応身長156.5cm~146.5cm) (4尺0寸0分) |
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裄丈 | 64.7cm(1尺7寸1分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 49.7cm(1尺3寸1分) |
前巾 | 24.7cm(6寸5分) |
後巾 | 29.8cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70cm(1尺8寸5分) 袖巾35.5cm(9寸4分) 袖丈53cm(1尺4寸0分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 袷(10月~翌5月)
◆店長おすすめ着用年齢 ご年齢は問いません
◆着用シーン ホテル・レストランでのお食事、コンサート・観劇、街着、女子会、カジュアルパーティーなど
◆あわせる帯 おしゃれ袋帯 名古屋帯、半巾帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※お仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。