商品番号:1561390
(税込)
【仕入れ担当 吉岡より】
涼の羽衣…。明石縮に
いわずと知れた絞りの最高峰…
【藤娘きぬたや】の九寸名古屋帯を合わせて。
涼やかでシックな明石縮を、淡色の染帯で飾る
単衣の季節にお薦めのカジュアルコーディネートのご提案です!
セットならではのお値打ち価格でお届けいたしますので、
どうぞお見逃し無く!
【色・柄】
(着物)
清涼感あふれる快適な着心地。
ごく深い黒茶色を基調として、
お柄には黒と白とを加えて「三筋間道」の意匠を織りなしました。
そっと透け感が際立ち、落ち着いた大人の洒落姿を演出いたします。
盛夏にふさわしい風情を…。
夏の定番の一枚としておすすめいたします。
どうぞお見逃しなくお願いいたします。
(帯)
紗綾型に菊と蘭をあしらった本紋の紋綸子地。
地色はごく淡い灰白色を基調にして一面に鹿の子絞りが施されました。
意匠には「茶屋草木文」を描きました。
絞り特有のやわらかな意匠のラインと、
藤娘きぬたやさんらしい、粋でモダンな配色が魅力的なお品。
上品な面持ちは、付下げ、色無地、小紋、また結城や大島などの
紬などにあわせられても素敵かと存じ上げます。
【商品の状態】
(着物・帯ともに)
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【明石ちぢみについて】
特有の清涼感を持ち、美しく優雅で繊細な明石ちぢみは、
大正から昭和初期にかけて、一世を風靡したお着物です。
この明石ちぢみの技法の特徴は、緯糸に強い撚りを加え、
湯もみをして出す独特のシボと涼やかな薄地風にあります。
その薄く透けてシャリ感のある軽い地風から、
当時「蝉の翅(せみのはね)」と呼ばれ、
多くの女性達の旺盛なおしゃれ心を満たし、夏ものといえば明石と言われる程、
盛夏の一般的な外出着として定着していました。
現在は、新潟県十日町で織られ、
その素敵な生地風は、民謡にも語り継がれています。
「玉の汗にも縮まぬ 明石着れば透きます雪の肌 本場越後の十日町」
【 藤娘 きぬたやについて 】
1947年(昭和22年)創立
高級呉服、特に高級しぼりの自社製造を行い、
『藤娘』の商標で全国の有名呉服店、百貨店、
及び卸売問屋に販売網を持つ、しぼり製品のトップメーカー。
創作品の中には、ニューヨーク・メトロポリタン美術館に
永久収蔵されているものもある。
絞り染の他に、名古屋友禅や刺繍による作品も手がける。
疋田絞りの多くは45建が多く、1尺5分(約40cm)の幅に
45粒の絞りが施されるが、きぬたやの45建は47粒が基準。
更に江戸期に存在したという本疋田60建を十数年の
歳月をかけ復元、その技術を持つ絞り職人養成にも成功。
伊藤嘉秋氏は、不可能とされた本疋田70建にも成功した。
きぬたやの本疋田絞りは、通常の本疋田が一粒あたり
8回絹糸で括るところを12回括ることによって
一粒一粒の白場が多く、中心の点が針のように
尖っている。
【着物】
表裏:絹100% 縫製:手縫い
居敷当無し、背伏せ付き
【帯】
絹100%
長さ約3.75m
太鼓柄
身丈(背より) | 154cm (適応身長159cm~149cm) (4尺0寸7分) |
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裄丈 | 66cm(1尺7寸4分) |
袖巾 | 33cm(0尺8寸7分) |
袖丈 | 47.5cm(1尺2寸5分) |
前巾 | 24cm(6寸3分) |
後巾 | 29cm(7寸7分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69cm(1尺8寸2分) 袖巾34.5cm(9寸1分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 9月~10月(秋の単衣)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、お出かけ、お食事など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。