商品番号:1558656
(税込)
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
西陣で錦や絽の名古屋帯といえば…の
名門【 錦和(きんわ) 】より、しっかりと
製織された夏物の絽九寸名古屋帯のご紹介です。
名古屋帯の絽地としては重めの※五越絽の
明るく美しい色使いのお品で、お茶やお華を
されている方から高い評価をうけており、
盛夏の時期の付下や色無地、小紋などにあわせて
スマートで涼やかな帯姿をお楽しみ
いただけることでしょう。
【 お色柄 】
シャリ感のある、すっきりとしたオフホワイトの絽地に、
白と潤朱(うるみしゅ:くすみのやや濁った朱色)の絵緯糸と
金銀糸使いで、鉄線をモチーフにした立涌が大胆に
織りだされております。
※五越絽…緯糸を5本を織るごとに、経糸を2本ずつ
からみ合わせて絽の目をつくったもの。
五本絽(ごほんろ)とも呼ぶ。
【 錦和(きんわ)について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.876
明治中期創業
1959(昭和34年)設立
「不易流行」を常に念頭おき、古典柄を
今様にアレンジしながら品があり、しめやすく
使用度の高い帯をコンセプトにものづくりを
つづけている。
茶道、華道などの関係者から高い評価のある
実用性の高い錦地の名古屋帯をはじめ、
五越絽と呼ばれるシャリ感のある夏の名古屋帯、
緞子裏と呼ばれる若干厚みのあるしっかりとした
帯地の高級子供帯、打掛などの掛け下帯、舞踊帯、
舞妓の締めるだらりの帯なども製織している。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
柄付け:六通柄
おすすめの帯芯:夏用綿芯(白)
西陣織工業組合証紙No876 錦和謹製
◆最適な着用時期 7月、8月の盛夏の時期、6月の単衣の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 軽い格式のお茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事 など
◆あわせる着物 夏物の付下、色無地、小紋 など
★名古屋仕立て(税込11,550円※夏用綿芯代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込14,850円※夏用綿芯代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込14,850円※夏用綿芯代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。