商品番号:1557885
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
ひと目で感じていただけることでしょう――
ただならぬ風格と、静謐な華やぎ。
熟練の職人が、幾月にもわたり一針一針
心を込めて縫い上げた、珠玉の本手総刺繍袋帯。
想像を超えるほどの手間と時間を惜しみなく注ぎ込んだ、
まさに芸術品と呼ぶにふさわしい逸品でございます。
この見ごたえ、この重厚感…
和装に通じた方はもちろん、普段お着物に親しみのない方にさえ、
「良きもの」として直感的に伝わる圧倒的な存在感。
ぜひともお手元で、その真価をご堪能いただきたく存じます。
どうぞお見逃しなきよう、お願い申し上げます。
【 お色柄 】
しなやかで落ち着きのある黒地には、
金とエメラルドグリーンの箔糸が織り込まれ、
上品な煌めきを湛えます。
その上に、ブルーの濃淡と白、
そして金糸を重ねた精緻な刺繍が、流麗な草花文様を描き出し――
まるで一幅の花園図を帯上に移したかのような美しさ。
一部には相良刺繍も用いられ、立体感と陰影が
いっそう際立ち、奥行きある表情が生まれています。
「縫い」の美、その極みともいえる刺繍表現が、帯全体を格調高く昇華。
どこか異国のエッセンスを感じさせる洗練された意匠は、見る者を惹きつけてやみません。
晴れやかなお席にふさわしい、極上の装い。
訪問着や付下げなどと合わせて、式典・披露宴・舞台鑑賞・パーティーなどにぜひ。
身に纏えば、気品と知性が滲み出る――
そんな極上の帯姿をお楽しみいただけます。
【 相良刺繍について 】
中国三大刺繍のひとつ。
中国では漢の時代より見られ、日本でも奈良時代に仏像の羅髪(らほつ=巻き毛)の部分に使用されています。
相良刺繍は生地の裏から糸を抜き出して結び玉を作り、これを連ねて模様を描いていく技法です。
非常に技術と時間を要しますが、とじ糸がなく糸が引っかからないのでどの刺繍よりも丈夫です。
玉のように縫い込むことから別名を玉縫いとも呼ばれています。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.4m(お仕立て上がり時)
おすすめの帯芯:綿芯「松」
耳の縫製:袋縫い
三通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 式典、披露宴、パーティー、音楽鑑賞、観劇、ホテルディナーなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など