商品番号:1557627
(税込)
【仕入れ担当 吉岡より】
なんとも希少なちぢみ織の置賜紬。
みちのく米沢で生まれた程よい透け感と、心地よいシボが魅力!
丁寧に丁寧に織り上げられた、長井ちぢみ着尺のご紹介です!
緯糸に強撚糸を用いて、薄手の中にもしなやかな復元力を感じさせる上質な地風。
こちらの商品はその希少なちぢみ織の置賜、長井で織り上げたちぢみ着尺です。
近年、温暖化の影響で単衣のご着用時期がますます長くなってきております。
見た目の涼やかさだけでなく、お召しの方にも心地よく過ごしていただきたいもの。
きもの市場でも入荷自体が珍しい作品でございます。
どうぞお見逃しなくお願い致します。
【色・柄】
緯糸に織り込んだ強撚糸が生み出すシボによる爽やかで心地よい肌触りは、
他のどのような繊維にもまさる、最高の単衣きものと言えます。
風を通して、肌につかない…
淡い白緑色を基調とした絹地に、
黒と水色の絣糸を加えて「流水にトンボ」の模様が織りなされました。
夏らしい風情あるデザインも印象的…
素朴な色合いとかすかな透け感が、
快適な和の装いを演出してくれることでしょう。
単衣~盛夏に涼やかな装いを、存分にお楽しみ下さいませ!
【長井紬について】
米沢藩の上杉鷹山が奨励した殖産振興によって興った米沢地方の織物の一つです。
結城紬の製法を取り入れ、絣に工夫を凝らした絣紬。
努力によって、品質を高めていった長井の人々の手法が生きています。
長井紬には琉球産の織物の文様が多大な影響を与えています。
なぜ遠い地、沖縄・琉球の影響があるのか。
それは江戸時代は北前船による南北の交流があり
それによって運ばれてきた琉球の織物は千石船に積まれて最上川を逆上し、
採集の船着場、長井まで運ばれていた為だと考えられています。
そうした理由から長井では琉球に強く影響された絣柄が発展し
現在の長井紬の原型となったのです。
明治時代には大島紬等と並ぶ人気商品になり
各地方の織物にたくさん影響を与えました。
絹100%
長さ12.5m 内巾37.5cm(裄丈71cmまで)
長岡織物工場謹製
◆最適な着用時期 6月~9月(単衣~盛夏)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お食事会、行楽、街着、お稽古事など
◆あわせる帯 名古屋帯、半巾帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。