商品番号:1557284
(税込)
【仕入担当 竹中より】
キュッと結べば、キリリと小粋に。
洒落帯の定番として不動の地位にある本場筑前博多帯。
今回は、その博多織の定番献上柄とはまた違った、
お洒落なお柄が織り出された一品をご紹介いたします。
今回のお品は、「春夏秋冬」とシリーズの、
なんと、四季を通じてお締めいただけるという優れもの!
すでにお持ちの方も、初めてのハカタをとお考えの方にも!
必ずご満足いただけるお品です。
この機会をお見逃しございませんようお願いいたします。
【商品の状態】
お仕立て上がりの中古品として仕入れてまいりました。
二つ折の締め跡が残っておりますが、
その他汚れやヤケといった難は見受けられません。
【お色柄】
八丁糸と呼ばれる生糸を使用し、越を持たせた経糸3000本。
その糸を筬に数十本ずつ詰め込んで織り込み、
さらにその上に先染めのぼかし糸を織り込んでいるため
ぼかしの出方が不規則で独特の雰囲気を醸し出します。
重さ約340g前後(他の商品平均は約550g前後)と軽量な点が、
四季を通じてお締めいただける所以です。
きゅっと締まりやすく、一度締まると緩みにくい…
と、いうことは着崩れがしにくいということ。
普段使いや街歩きの際に登場回数の多い帯としては、
本当に嬉しい限りですね!
通な洒落味を演出する薄アイボリーの地に、
緯糸にグラデーションを描く柳色から薄青磁色の濃淡の先染め糸を織り込んで、
美しい彩りの縞模様が配されました。
一見シンプルに見えますが、霞のようなぼかしの表情が幽玄に、
大人シックに、モダンなムードを感じさせます。
ありそうでなかなかお見かけしないこの表情。
小紋や織りのおきものとのコーディネートで、
お楽しみいただけましたら幸いでございます。
中古品ならではのこの価格!
本当にお値打ちですので、どうかお見逃しなきようお願いいたします!
【 博多織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1976年6月14日指定)
鎌倉時代、中国(南宋)へ渡った商人の
満田弥三右衛門が考案し、その子孫が改良工夫して
博多に広めたとされる。
博多織による帯を筑前黒田藩の初代藩主・黒田長政が
江戸時代に幕府に献上したことで広く認知された。
これによりその図柄には献上柄と名がついた。
現在の博多織の献上柄には厄除け、子孫繁栄、
家内安全の願いが込められている。
1本の帯を作るのに7000~15000本もの経糸を使うため
柔らかくてコシのある地風である。
糸の密度が高いので締める時にキュッキュッという
「絹鳴り」と呼ばれる独特の音色がする。
絹100% 長さ3.78m
柄:全通柄
松装織物謹製
博多織工業組合の本場筑前博多織の証紙が付いております。
◆最適な着用時期 オールシーズン着用可
◆店長おすすめ着用年齢 ご年齢は問いません
◆着用シーン 街着、観劇、芸術鑑賞、趣味のお集まり、
気軽なお食事、和のお稽古等
◆あわせる着物 小紋、織のお着物等
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。