商品番号:1556697
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
使い勝手良い江戸小紋に、
人間国宝【 故:北村武資 】氏による、
特選工芸経錦全通袋帯を合わせた
コーディネートセットのご紹介でございます。
江戸小紋は、少し改まったお席やお茶席にも最適な一枚。
お道具の一つとして、また最近では、シンプルなおきものとして、
帯をアクセントに楽しまれる方にも大変人気の高いおきものです。
【 お色柄 】
[着物]
しなやかな絹地は、上品な灰色を基調として。
今回ご紹介するお品は、格式の高い三役のお柄。
鮫柄を染め上げたお品でございます。
[帯]
しなやかでコシのある抹茶色の帯地は、
金糸をたっぷりと織り込み煌きを放って。
亀甲に華文のお柄が一面に織りだされております。
【 商品の状態 】
[着物]
未着用の新古品として仕入れてまいりました。
仕付け糸もついたままの美品でお手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
[帯]
未着用の新古品として仕入れてまいりましたので美品でございます。
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!
【 北村武資(重要無形文化財保持者)について 】
【 生年・認定年 】
1935年(昭和10年)8月18日生。
1995年(平成7年)重要無形文化財保持者「羅」保持者に認定
2000年(平成12年)重要無形文化財保持者「経錦」保持者に認定
2022年(令和4年)3月31日没 享年86歳
早くに父を亡くし、15歳から西陣の機屋に働きに出て、
そこで基本となる技術を習得、1959年には
初代・龍村平蔵の織の世界を継承する
龍村美術織物に入社。
1960年に京都市北区紫野に小さな機場を借りて
独立後は『織とはなにか』を研究、高度な製織技術を
精力的に探求し、裂の復元や再現、織の技術の発展に
尽力している。
【 略歴 】
1951年 京都西陣で織物業に従事
1962年 法衣金襴制作技術者として独立
1965年 第12回日本伝統工芸展入選
1968年 第15回日本伝統工芸展 NHK会長賞受賞・日本工芸会正会員
1971年 京都国立近代美術館「染織の新世代展」
1983年 「亀甲花葉文経錦」文化庁買上
1987年 「忍冬花文羅」京都府立総合資料館買上
1990年 京都府指定無形文化財保持者「羅」「経錦」認定
MOA美術館岡田茂吉賞工芸部門大賞受賞・日本工芸会理事
1994年 第41回日本伝統工芸展 日本工芸会保持者賞受賞
1995年 重要無形文化財保持者「羅」認定
日本伝統工芸展等の鑑・審査員を歴任[2]
1996年 紫綬褒章受章
2000年 重要無形文化財保持者「経錦」認定
2005年 旭日中綬章受章
2022年 3月31日没 享年86歳
[着物]
表裏:絹100% 縫製:手縫い
[帯]
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約4.5m(お仕立て上がり)
柄付け:全通柄
耳の縫製:かがり縫い
身丈(背より) | 163.5cm (適応身長168.5cm~158.5cm) (4尺3寸2分) |
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裄丈 | 68.5cm(1尺8寸1分) |
袖巾 | 34.5cm(0尺9寸1分) |
袖丈 | 49.5cm(1尺3寸1分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 30.5cm(8寸1分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69cm(1尺8寸2分) 袖巾35cm(9寸2分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、お付き添い、お茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。