【米沢 新田】
特選紅花紬-紅のしらべ-≪お仕立て上がり・中古美品≫「暈し間道」
紅花らしいこの色味!!!身丈156.5
裄64.5

商品番号:1556288

¥55,000

(税込)

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【 仕入担当 竹中より 】

紅花染めと言えば、そう…米沢・新田織物。
ほっこりとした辛子色がいかにも新田さんらしいお品のご紹介でございます。

お探しの方是非お見逃しなく!!

紅花・草木染めで有名な『新田織物』。
新田家は、米沢藩主・上杉鷹山によって始められた絹織物
「米沢織」を守り育ててきました。

3代目にあたる先代の新田秀次氏が、化学染料に押されて幻と化していた、
『最上紅花』を甦らせるべく、昭和38年に紅花染の研究に着手、
試行錯誤の末に紅花染を米沢織に生かすことに成功しました。

以来、紅花をはじめ、藍、くちなし、ざくろ、くるみなどを原料とする草木染から
織りまでを一貫して行い、さまざまな賞を受賞するなど、伝統工芸の分野で
高い評価を得ています。

今回は「紅花藍」を使用したお品です!
ぜひ、お見逃しなく


【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
僅かに着用跡、たたみジワがある程度で、
すぐにお使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。


【 お色柄 】
「紅花染」
紅をはじめとする草木染料の美しさの裏側にあるのは、極寒の中での手作業。
紅花染めに適した季節は、1月・2月の寒い時期が最も適していると言われ、
淡雪にもたとえられる紅花の色素は、最も寒いこの時期以外には
美しく染めることができません。

見つめるだけで心がほっこり安らぐような、
穏やかさに満ち溢れた風合いに仕上がりました。

この色彩の深みには自然の力強さ、生命をも感じさせます。
ぐっと引き込まれるような桜色の濃淡に淡い萱草色などの色とりどりの
暈しにより間道文様が表されました。
紬特有のフシ感とともに込められた、まさに計算された彩りの妙。

是非とも織物ファンの方に存分にご活用いただきたく思います。
濃淡どちらの帯を合わせても素敵ですし、
お好みの染帯で飾るのも和のを愉しむ醍醐味ですよね!

是非お手元でご愛用頂けましたら幸いです。


【 よねざわ新田について 】
紅花染で有名な米沢にある織元
1884年(明治17年)創業


米沢新田家初代が上杉景勝公と共に越後から
転封となり米沢に移住。
後、十六代目新田留次郎が機屋初代として
1884年に新田を創業した。
当初袴地の製造が主だったもので、品評会にて
数々の賞を授けられ、『米沢袴地といえば新田』
と言われる程であった。
二代目新田熊雄は絽袴などの新製品を開拓。
その後、機屋としてこつこつとものづくりを続け
機屋三代目新田秀次の代で紅花と宿命的な出会いを
果たした。
以来、幻の花と言われた紅花にとり憑かれ、
ひたすら自ら納得のいく色を出すために染色に没頭。
四代目新田英行は、作品づくりにこだわりを持ち、
染・織 一貫生産化を進めた。
現在は五代目新田源太郎がその精神を受け継ぎ、
ものづくりに励んでいる。

【 受賞歴 】
1907年 第4回全国品評会・有功銅賞「袴地」
1907年 山形県織物品評會一等賞
1928年 有功賞「霞無双袴」
1963年 紅花染織研究に着手
1966年 第13回日本伝統工芸展入選
1967年 第7回日本伝統工芸新作展「奨励賞」
1970年 第10回日本工芸新作展入選
1972年 山形新聞三P賞「繁栄賞」
    米澤有為会功労賞
1974年 第1回伝統的工芸品展・通商産業省生活産業局長賞
    斉藤茂吉文化賞
1977年 第17回伝統工芸新作展入選
    米沢文化懇話会文化功労賞
    アテネ・コルフ東洋博物館永久保存
1979年 第17回日本染織作品展文部大臣賞
1987年 第12回日本きもの染織工芸会主催・日本経済新聞社賞
1988年 新潟市美術館出品展示「染織の美~いろとかたち~」
1990年 (財)民族衣装文化普及協会・伝統文化賞受賞
1996年 伝統工芸品産業振興協会会長賞
2001年 米沢市功績章
2006年 第15回河北工芸展入選
2011年 第58回日本伝統工芸展・日本工芸会新人賞
2012年 米沢市芸術文化協会協会賞
2013年 第36回日本染織作家展・中日新聞社賞
2014年 第19回MOA岡田茂吉賞
2015年 第38回日本染織作家展・衆議院議長賞
2016年 米沢織物新作求評会 米沢市長賞
2017年 第51回日本伝統工芸染織展 東京都教育委員会賞
2018年 第7回ものづくり日本大賞 東北経済産業局長賞
その他多数


【 米沢紬(米沢織)について 】
国内最北の織物産地である山形県の米沢市を
中心とした地域で生産されている紬織物の総称。
通常一産地に一つの布と言われるが、米沢織には
長井紬、置賜紬、紅花紬などの複数の紬織物がある。

1601年(慶長六年)藩主上杉景勝の側近だった
直江兼続が藩の収益拡大を図るため、織物の素材となる
青苧(あおそ)や絹を生む蚕の餌となる桑、染料となる
紅花などの栽培を奨励した事に端を発す。
江戸後期の九代藩主・上杉鷹山が養蚕業を奨励、
本場・京都から織物師を招き研究開発を行った事で
織物産業が飛躍的に発展。
この時期に紅花や藍、紫根などの植物染料で
糸を染めてから織る先染めの技術が確立された。

現在は若い世代の作り手がその技術を引き継ぎ、
約30社あまりのメーカーが切磋琢磨しながら、
それぞれ異なるものづくりに励んでいる。

竹中 浩一

バイヤー
竹中 浩一

商品・お仕立てのこと、お気軽にご相談ください!
090-4761-5225

日曜定休、休日は翌出勤日に対応させて頂きます。

- 素材

表裏:絹100% 縫製:手縫い
八掛の色:石竹色

- サイズ

身丈(背より)156.5cm (適応身長161.5cm~151.5cm)
(4尺1寸3分)
裄丈64.5cm(1尺7寸0分)
袖巾32.5cm(0尺8寸6分)
袖丈57cm(1尺5寸0分)
前巾23cm(6寸1分)
後巾28.5cm(7寸5分)

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈71.5cm(1尺8寸9分) 袖巾36cm(9寸5分) 袖丈59.5cm(1尺5寸7分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)
◆店長おすすめ着用年齢 ご年齢は問いません 
◆着用シーン 観劇、お食事会、お稽古事、街着、ランチなど
◆合わせる帯 お洒落袋帯、九寸名古屋帯、八寸名古屋帯、半巾帯など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※お仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

商品番号1556288
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